パッド夏期講習 第4回 モーダルな曲に対するアプローチ コードトーンでアプローチする|うりなみ
パッド夏期講習 第4回 モーダルな曲に対するアプローチ コードトーンでアプローチする
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パッド夏期講習の第4回は、モーダルな曲に対するアプローチです。
パッド夏期講習は初心者に向けてのレッスンと言う形で主にやっていますが、参加者によって内容はフレキシブルに変えようと思っています。
調性音楽とモーダルな曲の違い
そもそもモーダルな曲とは何やねんと言う話ですよね。。
ハーモニーの面から物凄くざっくり分類すると音楽は調性音楽とモードに分けられます。
調性音楽は我々に馴染みがある、メジャー・スケールとマイナー・スケールに分けられる音楽です。トニック・サブドミナント・ドミナントというコードの機能中心に作られているわけですね。特にドミナントモーションの力を活用する音楽です。
また、キー・センター、トニックを打ち出す音楽と言えますね。
まあ、それだとあまりにもシンプルだから、ジャズの場合は、部分転調を使ったり、細かく25分割したり、エクステンデッド・ドミナントや、ドミナント7th化など様々な手法を使うわけですけど、ドミナント・モーションの力を使うことは変わらない。
モードは機能和声、特にドミナント・モーションを避ける音楽と定義されます。コード進行や調性感から抜け出して、スケール(モード)で作る音楽です。各モードの特性音などを利用し、解決した感じにさせないことが特徴と言えますかね。
ハーモニーの違い
調性音楽は、メジャーであるか、マイナーであるかという事を強く打ち出します。
コードとしては3度で積み重ねていくハーモニーが特徴と言えますね。ダイアトニックコードの定義そのものが、スケールのルートから3度ずつ積んでいくとなっているわけですから。
調性音楽ではメジャーかマイナーか。機能和声が成立するためには、その機能を阻害するものを避けようとなります。 アボイドノート というのがそういう考えですね。
で、モードというのは、ジャズ的には調性音楽のドミナントモーション感、予定調和的、コードチェンジが忙しいものを避け(コードを少なく)、モードそのもののカラー(特性音)やメロディなどを強調する。
調性音楽のアンチテーゼとして発展してきたわけですから4度体積、ハイブリッドコードという調性音楽を感じさせないようなコードを使うことが多いわけですね。
アボイドノートなんて考えはないです。機能和声ではないから。
4度堆積の記事はもともとはブログ記事ですが、大幅に追記してあります。
ミクソリディアンのダブルストップをマスターしてテイスティに決めよう|うりなみミクソリディアンのダブルストップをマスターしてテイスティに決めようpad-sensei.com
2025/05/27 MEGuさんレッスン ドリアンモードをトライアドでハーモナイズ|うりなみ70年代ファンクなどではどんどんコードが少なくなっていき、1コードもの(モード)やコードチェンジではなくモーダルインターチェンジ(モードを変えること)することで曲を作ることが増えていきます。 モードにはこういう特徴があるんでした。 調性音楽っぽくなくしようと言うことですね。具体的にはこういうことですね。 コードも3度で重ねると調性音楽を感じるから4度も使おうぜ それなら調性音楽最大の特徴のドミナント・モーションを感じさせないほうが良いよね。 メジャー・スケール、マイナー・スケールを露骨に感じさせるようなのは、調性音楽っぽくなるから、モードを感じさせるような音使いにpad-sensei.com
でも、実際は違う
と、ここまでがジャズスクールなんかで教わる一般的な知識ですが、 実際、ファンクやソウル、ジャズ・ファンクでは違います。
ドリアンモードでも、例えば、Eドリアンだけで行くわけではなく、複数のドリアンモードを切り替えたりね。頭に戻るときだけ、ドミナント・モーションを使ったりするのは普通です。
だから、調性音楽とモードがレイヤーしていたり、ハイブリッドだったりするのが普通。
そして、そもそもブルースなんかはドミナントモーションがある一方で、調性音楽側から説明できないから、トニック7thなんていう概念があったりする。
更にいうならブルースの語法だとC7の中でトニックディニミッシュを使ったりFのトライアド弾いたり何ならBbのトライアドを使ったりする。
アボイドノートという概念とは全く別の体系です。メロディはそしてブルース・スケールの1モードだけど、ベースは調性音楽に基づいていたりする。
1モードだけで構成されている曲はモードの特性音を打ち出すようなコード2つくらいで作られたりしますけど。そんな純粋なモードのほうが少ないということですね。
教科書的にはドミナント7thは〜みたいなことが書いてあるものがありますが、まあ、そんなのはソウル・ファンク、ブルースでは無視していいです。
ドリアンモードでm7とドミナント7thを繰り返すようなものはたくさんあります。
そして、ドリアンでも結構忙しくチェンジが変わるものもあるわけですね。
え、モードって、調性音楽のアンチテーゼで、コード少なくするのでは?と思った皆さん、聞いてください。
スティービーなんかもうやりたい放題ですよね…
マイナー7th系統動かしまくりというのではRoy Ayersも同じ。
でもこのモテの二台巨頭がやっているものはモテ的には絶対の正解…
なんならこの人たちコード進行が普通でもそのコードの中でモーダルな動かしかたしますしね。
ハーモニーの無法地帯 自由なんですね…
Larry Dunnもそうですね。
ということは我々はモテレジェンドの手法をマスターしなければなりません…
でも、アドリブするときに、コードが動きまくって、そのたびごとにスケールを切り替えるなんて、こんなスピードでは無理。もうダメや…
大丈夫です。コードトーンを使えばええんやで…
動画
いろいろ脱線してますけど、コードトーンをリズム良く弾けば、別にチェンジが速かろうがなんだろうが対応できるのは分かるんじゃないでしょうか。
アルペジオ
今回ドリアンモードでの使用ですが 5度上からのマイナー7th もワークします。Dドリアンで考えましょう。

構成音は、D,F,A,C,E,Gになる。ドリアンモードは7音から構成されるわけですから、6音弾いていたら実質スケール全体弾いているのとお
Dm7(9,11)のサウンドを作るのに、5度上のマイナー7thを弾けばいい。え、ルートと3度は?他の楽器が弾くんだから問題ないんです。
全音上のマイナー7もワークします。

Dm7上でEm7を弾くと、E,G,B,Dはそれぞれ、9,11,13,Rになる。つまりテンションを弾いてることになる。このあたりはネイバーコード
そりゃ当たり前ですよね?
ダイアトニックコードの隣り合った音。つまりネイバーコードをくみあわせたらスケールになるんですから。
Wes Montgomeryはモーダルな曲で、Drop2にして全音上のマイナー7を裏に持っていってハーモナイズしたりします。
さらに言えば、Wesは ドリアンモードとミクソリディアンを 自由に行き来してます。
考えてみてください。Dドリアン、GミクソリディアンはともにCメジャー・スケールがペアレントスケールです。だから、自由に弾いてもいいわけです。まあ、リズム良く弾きさえすれば…
ブルーススケール、全音上のマイナー7、サイドステッピング、4度堆積、ドミナント上のUSTなどを入れました。
まあ、弾いてるときはブルーススケール以外は全部コードトーンででアプローチしようとしか考えてはないんですけどね。ああ、レイドバックはさせたれ、グリッドを踏み抜くというのは強く意識はしています。
あとモテたいという強い気持ちが大事ですかね…
後ブルージーにいったれというのはブルースリック弾いてるか。
ガハハ…
こんなのはフィールを失ったら終わりで、フィールさえあればいいものではあるけれど、デバイスを確実にマスターする。そして何より聴くことです。
聞いている量がプレイの上限値。
まあ、こういうのは実際説明しながら、皆さんに弾いてもらったほうが簡単だと思いますのでね。モーダルなものも調性音楽もコードを軸にして考えたら共通した物差しで演奏できます。
詳細はパッド夏期講習で取り上げていきたいと思います…
連絡はSubstackで行いますので、ハードコア派のみなさん、よろしければ…







