2025/05/27 MEGuさんレッスン ドリアンモードをトライアドでハーモナイズ|うりなみの見出し画像

2025/05/27 MEGuさんレッスン ドリアンモードをトライアドでハーモナイズ|うりなみ

70年代ファンクなどではどんどんコードが少なくなっていき、1コードもの(モード)やコードチェンジではなくモーダルインターチェンジ(モードを変えること)することで曲を作ることが増えていきます。

モードにはこういう特徴があるんでした。

調性音楽っぽくなくしようと言うことですね。具体的にはこういうことですね。

  • コードも3度で重ねると調性音楽を感じるから4度も使おうぜ
  • それなら調性音楽最大の特徴の ドミナント・モーションを感じさせない ほうが良いよね。
  • メジャー・スケール、マイナー・スケールを露骨に感じさせるようなのは、調性音楽っぽくなるから、モードを感じさせるような音使いにしようぜ。
  • アボイドは機能和声考えないんだから( 今回ちょっと説明してます )考えないぜ。
  • コードの力を借りるより、そのモードでムードを作ろうぜ

今回、ファンクなどでもっとも使用されるDorianモードを取り上げます。

Dorianモード

画像

6度のAが特性音となる。特性音とは他のモードと区別する音。

ドリアンモードは、

R,2,m3,4,5,6,b7 からなるスケールですね。メジャースケールの2番目から並び替えたものです。これはCDorianなので、構成音はBbメジャースケールと同じです。

動画

覚え方

ただ、覚え方はメジャースケールの変化系で覚えると言うよりも、マイナーペンタトニックスケールに2度と6度を加えたものと考えるとスムーズに覚えられると思います。

スケールは大別するとメジャー系統、マイナー系統があるわけですから。

画像

メジャー・マイナースケールとペンタトニックスケールは覚えたい。 この変化系と覚えられるからだ。また、特性音やカラーを知っている曲の一部や、自分のイメージを覚えておくと識別できるようになります。

トップノートをハーモナイズする

と、理屈の上ではどんなコードでメロディをハーモナイズしても良いわけですが、実はファンクやR&B、ゴスペルなどでは らしくなるようなボイシングがある わけですね。

ジャズとアプローチが違うわけです。

こういうのは実際にコピーしてないと珍妙なものを作り出してしまいます…

実際には他のハーモナイズの可能性もあるんですが、まず、最も良く使われるパターンを覚えてしまいましょう。

手形

ハーモナイズするとこうなりますね。ざっと書き出してみました。

R EbGC Cmの第1転回形
2 FAD Dmの第1転回形
m3 GCEb Cmの第2転回形
4 ADF Dmの第2転回形
5 BbEbG Ebの第2転回形
6 CFA. Fの第2転回形
b7. DGBb Gmの第2転回形

おわかり頂けたと思うのですが、 基本形が一つもありません。

必ずしもこうハーモナイズすることばかりではないのですが、これがハーモナイズに良く使われるボイシングです。理屈だけでやろうとするとらしさを失ってしまいます。一つずつマスターしていきましょう。

R EbGC Cmの第1転回形

画像

2 FAD Dmの第1転回形

画像

m3 GCEb Cmの第2転回形

画像

こちらポジションが弾きにくい場合は別ポジションで弾いてももちろん構わない。

4 ADF Dmの第2転回形

画像

ドリアンの特性音の6度が使われている。Bbメジャーでもハーモナイズは可能だがこちらの方が使用頻度は高い。

5 BbEbG Ebの第2転回形

画像

6 CFA. Fの第2転回形

画像

こちらも特性音の6度。A音が入っている。

b7. DGBb Gmの第2転回形

画像

実際のプレイではダブルストップなどと組み合わせることも多い

前回、ブルーススケールのダブルストップをやりましたが、こういうものと組みあわせることが多いですね。

5度にアプローチするときに、b5を経過音として使うのもファンクなどでは多いですね。

ブルーススケールに2度と6度が加わっているイメージの方がプレイしやすいかもしれませんね。

また、ダブルストップも4度のダブルストップだけではなく、3度のダブルストップもあります。

これもLick of The Dayで取り上げます。

モードを感じさせるためには

ルートをしっかり弾くことと短3度を加えてマイナーであることを打ち出しつつ、特性音の6度を強調したり、ブルース・スケールとの違いを示すために2度を強調したりしますかね。

調性音楽と違うところとしては、特性音を強調してプレイすることでしょうか。中心音を考える調性音楽と違うのですが、こういうものはリスニングしていないとイメージができないかもしれませんね。

慣れてくるとモードの響きで自由にフレージングできるようになります。自分なりにインターバルのイメージを持つことが大事だと思います。

私には2度はクールな響きに感じます。6度はスイートな感じでもありメロウな感じでもありますかね。ファンキーにも感じます。

実際には、 6度はトライトーンにしてハモったりします ね。このあたりは明確に調性音楽と異なるところです。

これは物凄くファンキーに聞こえますね。

プリンスがとくにカッティングでやったりするので、もはや私たちにとってはアヴォイドノートとはと言う感じではないでしょうか。

Dorianモードの典型的な曲をあげておきます。ブルーススケールのバリエーションととらえているようにも思いますけど、ブルースからするとクールな印象を受けると思います。

ぜひ、楽しんでください…

メンバーシップの皆様にご連絡

レッスンで使っていた音源、そのうちにLick of The Dayで使う予定ですが、練習で欲しいと言うならおっしゃってくださいね。Discordにあげておこうかな。