Lick of The Day #4|うりなみ
ダブルストップでブルージーに決めよう
今回はダブルストップについて解説します。
ダブルストップとは?
ダブルストップとは、2音で弾く奏法のことです。
ギター、サックス、ブルースハープなどは音をベンドしたり濁らせたりできますが、ピアノや鍵盤楽器では基本的にできません。ジャズギターなど、ベンディングやチョーキングをあまり用いないスタイルでも、ブルージーな雰囲気を出す表現として有効ですので、ぜひ覚えてみてください。
他にも3度や6度のダブルストップがありますが、構造的にギターは弾きやすいので4度のダブルストップの使用頻度は高いです。
6度のダブルストップというとこれが有名ですかね。Cornell Dupreeはファンク、ソウル界のダブルストップ魔神のような人です…
ジャズ系の人の使い方などはこちらの記事をご覧になるとイメージしやすかもしれません。
目的 :今回のLick of The Dayをマスターすれば、ブルース・スケールのポジションを覚えられます。
ブルース、ファンクで使えるリックをマスターできます。
ブルース・スケールをハーモナイズ
まず、ブルースケールから確認しましょう。ペンタトニックは5つの音で構成されるスケールです。Cマイナーペンタトニックです。

三井田君のスケール表示はDiscordからダウンロードできます。
が、ここではペンタトニックにフラットファイブ(♭5th)の音を加えたものを、便宜上ブルースケールとして扱います。
厳密な定義とは異なるかもしれません(短3度や短7度は高いわけですから)が、ここではそのように捉えてください。構成音は、1度、短3度、4度、フラットファイブ、5度、フラットセブンス、そしてルート(1度に戻る)となります。
これを4度を中心にハーモナイズしていきます。
基本的には、 ブルースケールの各音をトップノートとし、その下に音を加えて和音にするイメージです。 ただし、 4度とフラットファイブを弾く際には、ここだけ短3度になります。
5度をハーモナイズする場合も同様の考え方ですが、特にフラットファイブをハーモナイズする際には、あえてトライトーン(増4度/減5度)の関係になる音を選び、 不協和音を生み出すことでブルージーな響きを強調することも多いです。
というか、ブラックミュージックの場合はこれがデフォルトかもしれませんね。
クラビネットという楽器
ワウがファンクを代表するエフェクターとすると、ファンクを代表する楽器がクラビネットと言えるのではないでしょうか。
構造的にはピックアップがあって弦の振動を拾うとほぼギターと同じ構造になっています。
圧倒的にワウを使ったプレイが多いですね。代表的なプレイを挙げておきます。エンベロープフィルターを使うとぐっとらしくなりますね。
多分世界一有名なクラビネットを使った曲。原曲では良く聞くと3つくらい入っていますね。Lick of The Dayでやろうかと思ったんですけど、リフの印象が強過ぎますからね。
スイングしている16フィールの曲なんですけど、スティーヴィーが再録していた動画をみるとクラビネット入れてからドラム叩いていてびっくりしましたね…
だいたい、レコーディングにおいて誰が一番始めにやったのかと調べるとSlyがやっていることが多いんですが、クラビネットの使用もSlyが最初期であることは間違いないですね。ループ、ドラムマシンの導入もSlyが最初ですし…
ギターと構造が似ていることを利用して、ギター的なプレイも出来るんですけど、ほとんどこういう奏法は発展しませんでした。やったのはStevieくらいですかね…
今回のダブルストップやパラディドル奏法が存分に楽しめる曲となるとこれでしょうか。
他にもトライアドの活用、オクターブのウォークアップなどゴスペル的な手法も色々入ってます。これ一曲マスターするとかなり出来ることは広がりますね。
本当に技がてんこ盛りですけど。
こういう、ワウと言うかオートフィルターを使う奏法では、ゴーストノート的に超短い音価で捨て音的に使うこともあるので色々研究してください。
アクセントをつけるためにその音をダブリングしたりすることもあります。初めはそうやってフレーズも考えていたんですけど、ちょっと難易度があがるので今回はやめておきました。
StevieやBillyはかなり使いますね。意図としては入力を過大にしてエンベロープフィルターの音色を変化させようということなのかなと思っています。
クラビネット、色々プレイスタイルがあります。今回、クラビネットのプレイがよくわかるプレイリストを用意しましたので、是非楽しんでください…
スーパー・ハードコア派のみなさんはEzkeysの強力なコード支援機能、フレーズ作成機能などを活用して、パッドで練習するのも楽しいと思います。まあ、パッドでは音域的に弾けないものもあるんですけれど。
いろいろキースイッチ使っているので、ファンクベース打ち込みたいような方にも参考になるかもしれません。





