20251212 d-iskさん DAWの設定地獄からの脱出・・・|うりなみの見出し画像

20251212 d-iskさん DAWの設定地獄からの脱出・・・|うりなみ

ハードコア派のみなさん、おはようございます。

今回はd-iskさんの初回レッスンのご報告です。

d-iskさん、SLY&The Family Stoneなどのファンク、ソウル系の音楽がお好きだとのこと。ブラジル物もお好きということ。

ファンク、ソウルフレンズですね…

モテを追求するハードコア派のみなさんが増えて嬉しい。

d-iskさんは音楽の構造を学びたいとの希望。

d-iskさんは鍵盤を弾いていらっしゃったけれど、譜面にドレミを振っていて演奏されていて、理論と実践が結びつかなかった。コードやスケールが曲の進行にどう関わっているか知りたい。

理解したうえで、演奏や作曲ができるようなりたいと希望されています。

パッドにされて大正解。

パッドは理論と演奏がとにかく近い楽器です。今回は聞き取りもそうなんですけど、学びやすい環境を作ることが重要になりますね。

で、それが出来るためには、まず、ハードコア・パッドスタイルの記事にあるプロジェクトファイルを利用できるようにしましょう。

DAWも久しぶりということで、今回はDAWのセットアップから始めました。

動画にいろいろ個人情報があったので、今回は、動画はなしです。

d-iskさん、なにかPCトラブルがあったときに復習しやすいと思いますので、記事にしておきますね。

2000年のDAWと2025年のDAW

d-iskさんは、2000年頃にSinger Song Writerを少し触られていた経験があるとのこと。

ただ、それ以来、DAWに触れる機会がなく、現代のDAWは「宇宙語」状態。

まあ、Abletonなんか今でもマニュアル普通に宇宙語ですしね…

d-iskさん、時代は変わりました。

私たちの世代は「10トラックはドラム」みたいなルールを覚えていますよね。MIDIの時代の話です。平成も遠くなりにけり…

でも今のDAWは、ソフトシンセやプラグインが中心。制作環境も様変わりしました。なので、このあたりもおいおい学習していきましょう。

慌てなくていいです。覚える事が多くて、圧倒されそうになることもあると思いますけれど、DAWの機能、全部覚える必要はないです。使うところだけ覚えればいいです。今はプリセットだけでもとんでもない数がある時代ですから。

PUSH3もAbletonのSuiteも購入されたんですものね。DAW周りの基礎知識を覚えていけば楽しく使えるようになりますから。

d-iskさん、周りにDAW使う人がいなくて、情報を集めることが環境だったそうです。大変でしたね…

周りに聞ける人もいない。となると、音を出すまでに1ヶ月掛かるのも普通にあってもおかしくないんです。

OSのバージョン、認証、インストールの方法など。こういったことは本当に調べるのが大変ですから、Discordでお気兼ねなく。

何がわからないのかもわからない状態なのは普通にありますから…

環境構築という名の地獄

今回のレッスンは、ほぼ環境構築で終わりました。

何をしたかというと…

Ableton Live 12のアップデート

d-iskさんのAbleton Liveは12.2.5だったんですね。

特に日々の練習で活用していただきたい、地獄プランやHPS本編のプロジェクトファイルは12.3以降が必要なんです。

だからまずアップデートしなければいけなかった。

休みの日だけDAWを触ろうっていう大人にとって、アップデートだけで終わってしまうことがあるわけですね。絶望ですね…

d-iskさん、恐ろしいことに、MacはOSよってプラグインやDAWが動かないことは普通にありますので、動いている環境が出来たら、アップデートしないのが安全です…

オーソライズという壁

アップデートしても、まだ終わりじゃないんです。

Abletonのオーソライズをしていなかった。

d-iskさん。これ、分からないですよね。

買ったのに、なぜまたサイトに行って認証しないといけないのか。

簡単に言うと、認証していないとセーブが出来ません…

Introで開いてしまう問題

d-iskさんはPush(スタンドアローン版)を購入されていたんですが、そのPushに付属するIntroが優先されてしまっていて、Suiteが認識されていなかったんです。

ちゃんと開くようになったので、大丈夫だと思いますが、トラブルがあったときのために、書いておきますね。

Introをアンインストールするのが最も単純な解決法 です。

  • Finderで、どれでもいいので .alsファイル を1つ選ぶ。
  • 右クリック(または Control + クリック)して、メニューから 「情報を見る」 を選択する。
  • 出てきたウィンドウの 「このアプリケーションで開く」 という項目を探す(閉じていたら▼をクリックして開く)。
  • リストから Ableton Live Suite (使いたいバージョン)を選択する。
  • そのすぐ下にある 「すべてを変更...」 ボタンをクリックする。
  • 確認画面が出るので「続ける」を押す。

これで安心です…

プラグインとサウンド、インストゥルメント、オーディオエフェクト、多すぎて選べない問題

昔はハードウェアをミキサーにつないで、DAWとMIDIチャンネル設定すれば音が出たわけですよね。まだMIDIでのプロダクションが多かった。マスターはDATやデジタルMTRですかね。

今は違うんです…

DAWのMIDIトラックに「エフェクトや音源」を読みこんでいく。この概念自体は2000年初頭くらいだと薄かったと思います。

4トラックでも落ちたりしてましたしね。今、マシンパワー的に足りないなんてことはない。

Celeronクロックアップとかの時代でしたよね。

でも、今はソフトウェア音源、ソフトウェアのエフェクトが主流なんです。

やり方が様変わりしています。

で、ちょっとAbletonのブラウザについて話しておきますね。

Abletonの場合、基本的にデバイス(エフェクトや音源のことです)をトラックにD&Dすればエフェクトや音源は立ち上がります。

ですがブラウザを見ると混乱されたんではないでしょうか。

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d-iskさん、整理するとこうなります。

  • ドラム  ドラムに関わるもの。Abletonの内蔵音源からサンプルまでこちらで確認できます。
  • サウンド  Ableton内蔵音源のプリセットです。サウンドってDAWだから当たり前やろ。日本語わかってるのかと思われるかもしれませんけれど、こういうことなんです…
  • インストゥルメント  Ableton内蔵音源です。「え、サウンドと同じでは…?絶望…」となるかもしれませんけれど、これは、ちょっと違うんです。 こちらは内蔵音源の種類そのものを選ぶもの です。例えば、Analogとかそういうソフトシンセを選んだりするものですね。ただ、Abletonのブラウザの進化で、音色で絞り込めるようになったので、サウンドとインストゥルメントの違いは大きくはなくなりました。内蔵音源を使いたい時はこちらと整理するといいと思います。
  • オーディオエフェクト  Ableton内蔵エフェクトです。
  • MIDIエフェクト  アルペジエイターとかベロシティを調整したりするものですね。リアルタイムで使えるものですね。

それ以外がプラグイン。そう理解していただければいいですね。ですから、プラグインには 音源、エフェクトの2種類がある んですね。

こんなの久しぶりにDAWを触ったらわかるわけもない。悪いのはDAW,それとAbleton。邪悪すぎますね…

d-iskさんは悪くない…

この辺りの基礎知識に関しては記事が書いてありますので、御覧ください。そしてわからない時は調べる前に私に聞いて下さい。

調べている時間は音楽やっている時間ではありませんから…

VSTとAUとどっちを選べば良いのか問題

同じプラグインでも、VSTとAUという規格があります。AUはMac専用。プラグインによっては、VSTでしかちゃんと動作しないものがAbletonにはあります。

私が使っているConsole1などはそういうシステムですね。

MacとWindowsで音楽をされるなら、VSTにしたほうがいいですね。Abletonの仕組みとしては、VSTとAUを混在させるとパフォーマンスは落ちるので、どちらかに。

Macでしか使わないなら、AUで良いかと思います。

CAPTCHA地獄

ベース音源を入れるために、IK MultimediaのModo Bass CSをインストールしていただきました。

無料の音源なんですけど、アカウント作成が必要なんですね。MODOBASS2をインストールするというところでも、ちょっとドキドキしましたね…

これ機能制限版という位置づけなので、これで大丈夫なんです。

ハードと違って、プラグインは試用版というのがありますので、購入前にぜひ試してください。

あとは、あれですね。IK MultimediaのサイトでCAPTCHAに苦戦しましたね。

F…の次の文字が見えない。

1なのかIなのか。9なのかqなのか。

老眼が始まっている我々にとって、絶望しかない…

何度かやり直して、ようやくアカウントができたと思ったら、ユーザー名に勝手に「!」が追加されている。

色々ありますね…と、d-iskさんも苦笑いされていました。そう、こういうのあるんですね。

パスワードなど、自動登録でも良いんですけどプラグイン専用のパスワードなんか用意しても良いかもしれませんね。

認証色々ある問題

d-iskさん、ちょっと覚えておくと良いのが、プラグイン、認証のシステムがいろいろあるんです。

iLokとか。

プラグインを購入したら、サイトで登録するタイプ、iLokというものに登録するタイプ、そしてその会社独自のインストーラーを使って登録するタイプ。それぞれあるということです。ややこしすぎますね…

更にややこしいのが、購入したサイトからダウンロードしたり、登録するものあります。

ですので、 メールはしっかり保存しておくと良い ですね。

時間に余裕があるときにやると良いですね。

そう。だから、音を出すまでに時間がかかりすぎるんですよね…

プラグインの認識で絶望

と、やっとプラグインをインストールできたわけですけれど、それだけでは音がでないんですね…

再起動すれば大丈夫なんですけど、Abletonを立ち上げたまま、使いたいこともあると思います。

そういうときには、環境設定のこちらで再スキャンを押してみてください。

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cmd+,で環境設定です。

そして、認識がどうしてもうまくいかないときには、ライブラリ全体をもう一度スキャンする必要があるんですね。optionキーを押しながら、再スキャンを押してください。

これで安心ですね…

ようやく音が出た

いろいろありましたが、最終的には環境構築が完了しました。

地獄プランは、ドラムはEzDrummer3を使っているんですけど、まずは、あるものを使いましょう。Ableton,Suiteにはたくさんの音源が付属しています。

習得コストを考えると、まずはAbleton付属の音源を使えるようになってから、必要なものを購入されるとよろしいかと。

生音に関してはわれわれオールドスクールなソウルやファンクが好きな人間にはハッキリ不足を感じると思います。リズムマシンはめちゃくちゃあるんですけどね…

まず、Abletonにあるものを使って、基本的なデバイスの使い方や、機能を理解していくことで良いと思います。

プラグイン一つをとっても覚えるのにそれなりに時間はかかりますしね。地獄プランを練習されるのであれば、これで大丈夫です。

HPS本編は頑張ってSuiteまでの音源で作ってありますのでプロジェクトファイルさえ使えれば大丈夫です。Lick Of The Dayもこれでかなり行けます。

  • ドラム: Towel kit(Ableton内蔵のアコースティックキット)
  • キーズ: Uncle Herbie
  • ベース: Modo Bass CS(IK Multimedia)

これで地獄プランのプロジェクトファイルを再生できる状態になりました。

ただ音を出して遊びたいだけなのに、こんなに時間がかかるのかって感じですよね…

地獄プラン、鍵盤はEzkeys2のDreammachineとドラムはEzdummer3で作られてます。ベースはMODOBASSですね。我々オールドスクールな人間はまあ、プレベがあれば大丈夫ということで、プレベしか使っていません…

Abletonは生楽器が弱い。ファンクやブラジルもののように生楽器中心のアンサンブルにしたい場合は、ドラムや鍵盤は変更すると一気にクオリティがあがって楽しめると思います。

練習方法について

d-iskさん、今後はHPSのプロジェクトファイルを使って練習してみてください…

ちょっとレッスンで話したことで、特に押さえておきたいことを書いておきますね。

0キーでミュート

PCのキーボードの0を押すと、選択しているトラックをミュートできます。

例えばコード進行だけ練習したいとき、ソロパートをミュートして、自分で弾いてみる。そういう使い方ができます。0キーは万能キーですね。デバイスのオン・オフにも使えます。

アームボタンでトラック切り替え

弾きたいトラックをクリックすると、そのトラックが「アーム」状態になって、Push側で演奏できるようになります。録音可能になるということです。

Pushのボタンでも切り替えられます。これだけ覚えれば大丈夫ですが、コントローラーを使うような場合は覚えておくといいかもしれません。

練習プランHPS 4回目までを優先

d-iskさん、まずはハードコア・パッドスタイルの第4回目まで進めてください…

まず、コードの作り方は3回までやれば作れるようになります。

慌てずで大丈夫です…

4回目まで進めると、例えばR&B的なものとか、どういう風に作られているかあたりが付けられるようになってきます。

良く出てくる進行を弾けるようになるわけですね。

そうすると地獄プランもああ、こういうコードだなと分析できるようになりますから。これなんか、地獄プランが弾けるようになったらすぐ出来ます。

俯瞰撮影でフォームチェック

d-iskさん、余裕があれば、ぜひ、Discordの練習チャンネルに動画を上げてみてください。

毎日練習動画上がっているのはご存知ですよね。

早い段階で良いフォームを覚えると上達は速いです。怪我も防げます…

goryugoさんを筆頭に、Shinocotさんやtksさん、ちゃのさん、たにーさんと上達著しいです。

それぞれの動画にコメントをつけるので、 実質毎日個別指導 してるわけです。

練習動画を撮影するときは、iPhoneでOKです。

手が映るように、俯瞰で撮影してください。

私は自作したんですけど、多分買ったほうが楽です。手持ちで使えるものがあればそれでOKです。ただセッティングに時間が掛かるなら、買ったほうがいいですね…

自分のために使える時間は限りがありますから。

我々おじさんは時間を買いましょう…

手の使い方によって、楽に弾けるかどうかが変わってきます。

パッドはピアノと違って、指をできるだけ使わないように考えていく。パッドというのは言いすぎかな。

HPSのメソッドとしてはそうなんです。速く、楽に弾くために体の使い方は重要なんです。

俯瞰じゃないとわからないこと、たくさんあります。

ですから、動画、毎日全てにコメントを付けています。大丈夫です。

正しいフォームを身につければ、一日10分でも確実に上達しますよ。皆さんの上達をご覧になってると、わかりますよね。

セッティングサービスがあるのはもやっとしますね…

セッティングを代行するサービスがあるんですよ、今の時代。

DAWの環境構築を、お金を払ってやってもらうサービス。

買ったら普通、音出るだろうと思いますよね。

でも出ないんです。

今回、d-iskさんのセッティングのお手伝いをして改めて、DAWは複雑すぎるなと思いました…

バージョンが合ってないと開けない。オーソライズしないと使えなくなる。プラグインは再スキャンしないと認識しない。

社会人がね、やるのはすごく難しいと言わざるを得ない。

音楽を生活の一部にするというのはずっと私がやりたかったことでもあります。

こういうのはパッドと違うからなあと思っていたんですけど、やっていきます。

PCやDAWが使えないだけで音楽が出来ないというのはどう考えてもおかしい。

ハードコア派のみなさんでも「DAWの設定がわからなくて絶望…」という方はいらっしゃるだろうなと。

Discordに参加してくださっている皆さんは簡単に聞けますけど、そうでない方は難しいと思うので、本当に気兼ねなくレッスン申し込んでください。

追加料金はいただきませんし。日本をパッド大国にする野望に邁進したい…

Shioriさんだって、プレイはバッチリですけど、DAWは難しかった。

DAWが初心者であっても音楽が初心者ということはないです。

パッドは少ない時間でも音楽をする事ができる楽器でもある。DAWとも近い楽器なわけです。

ですから、DAWの説明やセットアップもパッドを弾ける環境を作るという意味では私の仕事なんだなと。

できれば、ハードコア派のみなさんはDiscordに参加していただきたいですけれどもね。時間を短縮できますから。あと、モチベーションになりますよ。

分からないことがあれば、遠慮なく質問してください。調べるより早いことが多いと思います。他の方の参考にもなりますから。人助けです。

みんな同じように環境構築で苦労してきました。すんなり出来た人はいないんじゃないかな。

Discordがあれば一人で学ぶのではなくなる。記事にできていないですけど、大量の知見があります。

時間がかかりましたけど、今月、ポータルを作りました。

記事の情報、音楽用語、PUSHの操作、Abletonのショートカットキーの覚え方など。項目ごとにも検索できますし、クロスリファレンスもあります。ざっと目を通すだけでも、かなりの知識が入ります。

忙しいときに話題だけでも確認できるように、Discordの話題なども抽出するようにしてあります。

楽しんでいただける環境を作っていきます。