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ハードコア・パッドスタイル 第4回 ボイス・リーディングを考えて 4和音を弾こう|うりなみ

ハードコア派のみなさん、おはようございます。
パッド沼へようこそ…

非ハードコア派のみなさんも大歓迎です。ハードコアは一日にしてならず。ハードコア派への道を踏み出すのもいい選択ですよ。フフフ…

前回は4和音を作る際、基本的に3つの音程に着目していくことでコードのボイシングが出来るということについて練習しました。

4和音の転回形、基本形などのボイシングを詳細に見ていきましたね。
視覚的にパッド上に展開出来るかはパッドでは非常に重要な技術になります。

ハードコア・パッドスタイルが全記事読めることに加えて、そちらでしか読めない記事、動画、プロジェクトファイルがあります。

前回、最後で3625の基本形を弾いてみました。

動画

今回はボイス・リーディングを考慮して弾くことを学びましょう。

ボイスリーディングとは、出来るだけコードをスムーズに繋げる形で配置することですね。

基本形だけで演奏すると、音域が上下に激しく動くことはわかったと思います。音域が狭いパッドの場合は基本形だけで弾けないことはよくあります。

特にMoveの場合は64パッドの半分しかありません。ですから動きを少なくコードを弾く必要があります。

ただ、基本形を平行移動する形が必ずしも悪いわけではない。ブルース、サザン・ソウル、あるいはロックのスピード感などは平行移動で表現されている面もあるわけですから。

あくまで大事なのは音楽です。

パッドはどうしても音域が狭い以上、生演奏する以上、ボイス・リーディングに配慮する必要ががあるということですね。

「常にパッドは、ボイス・リーディングに気をつける必要があるのさ…」など言っていたらモテることは必定。

「こんなメカを使える上に、つながりを大事にしているのね。素敵!」と気になるあの人もメロメロになるに違いありません。

バツ2の私が保証しますよ。フフフ…

ボイス・リーディングの基本

と、モテる予感がしてきましたね。

みなさんがやる気になったところで、パッドでボイスリーディングをする時のポイントを押さえておきましょうか。

  • 出来るだけ共通する音で弾く。
  • 出来るだけ近い音で弾く

和声の勉強をした方は、反行・斜行を使うこと、平行5度の禁止などの記述を読んだことがあるかもしれません。

が、我々ハードコア派には一切関係ありません(暴論)。我々はパッドで弾き倒す事が目的。

他の楽器に渡り合うために我々ハードコア派はこの2点を意識してボイス・リーディングを考えば良いんです。

そして、この2つが満たせればいいですけど、無理であるならば近い音を弾く。

それでOKです。

ボイス・リーディングをマスターするメリット

パッド演奏で難しいのは手の移動です。 ボイス・リーディングを意識して行くことで手の移動を最小限にすることが出来ます。

当然、高速なプレイが可能になりますね。

また、音域が狭いパッドで演奏することが可能になります。

まだまだメリットはありますよ。音域が限定されるということは、他の楽器にスペースが作れるということでもありますね。

ミックスなどで考えると、EQする前にそれぞれの楽器で住み分けるという事ができます。

ノン・キーボーディストのハードコア派にとっては、鍵盤がやってみるみたいなボイシング、12キーで弾くのなんて考えられない…

そうやって絶望されていた方も多いと思うんですけれど、パッドならいくつかのパターンを覚えれば大丈夫です。

オン・ベースなどの知識も付きますね。

4度の動き

はい、ここからは分割した練習になっていきますよ。最初にやるのは4度の動きを含むパターンです。

4度の動きをマスターするのはメリットが大きい。

なぜか?

4度の動きがあるからです。強進行と呼ばれたりもしますね。ルートの動きが4度上(5度下)は強い進行感があります。

3625というコード進行はルートが4度上に行く強い動きですね。
上の5度圏の記事は余裕があったらご覧いただくと、譜読みや251の理解が深まると思います。

Cycle of 5thと言われることもありますけれど、私はCycle of 4thと呼びます。
4度上に行く動きがジャズ、ファンク、ソウル。ポップスなどでは多いこともありますしね。

5度上に行くのが連続するメジャーな曲(でもないか)はJimi Hendrixのカバーで有名なHey Joeくらいで4度進行に比べて圧倒的に少ないです。

4度上に行ってから戻るような動きはありすぎて書ききれません。

ということはこの進行を認識すれば、コピーにも役立ちますし、作曲にも役立ちます。

Vampでよく使われる含むコード進行でボイスリーディングをマスターしよう

ファンクやソウルはVampと言って、短いコード進行の繰り返しなんてのも多い。

反復だけで成り立つコード進行でコードのつながりを覚えましょう。

曲を弾けるように、覚えられるようになるためにもまず小さな単位のコードの繋がりを覚えようということです。

音楽は言語ですから、フレーズや構文を覚えるのが大事。

小さな単位なので練習もしやすい。記憶は反復回数に比例しますから、Vampで練習することは有用です。記憶できたら、楽器を持ってなくても、ああ、ここはドミナント7thの連続だなと分かるようになってきますよ。

言語と同じくいきなり流暢に読み書き、話し、聞くことは出来ませんが、分解して訓練していくことで必ず向上します。それも言語と同じですね。

では、今回、どのようなVampがあるかを紹介していきます。

Im7-Ⅳm7

Cm7-Fm7のVamp

Junior Manceとかやりそうな4度のダブルストップが入ったリックです。

次回ハードコア・パッドスタイルではvampでボイス・リーディングを考慮したものを鬼練習しようという形でやる予定。次回から実験的にプロジェクト・ファイルなどを配布していこうかなと思ってます。 pic.twitter.com/9ApqeA5C9Y

— うりなみ (@urinami) February 8, 2025

マイナーブルースの1・2小節目、4・5小節目などもこの動きです。古いゴスペルなんかでも無数にありますね。

もちろん、3625など362などは4度進行が連続しています。

いろんなキーでvampを練習しておくと自然と手が動くようになりますね。

マイナー・ブルースはメジャーのブルースと違ってそれほどコード進行にバリエーションはありませんが、一つではありません。

基本的な例を2つ上げておきます。古いブルース、ゴスペルなどでは基本的なブルースのドミナント7thをマイナー7thに置き換えて弾けるパターン。

Im7 Ⅳm7 Ⅰm7 Im7
Ⅳm7 Ⅳm7 Ⅰm7 Im7
Ⅴm7 Ⅳm7 Ⅰm7 Ⅴm7

もう一つはこういうパターンですね。マイナー251が入ってくる場合もあります。

Im7 Im7 Ⅰm7 Im7
Ⅳm7 Ⅳm7 Ⅰm7 Im7
bⅥ7 Ⅴ7 Im7 Im7

Thrill is goneなどはこういう進行ですね。ブルースはスタイルが色々あるので、マイナーブルースはマイナーブルースで何回か記事が必要ですね。

Im7→Ⅳ7

こちらはDorianモードでもっともよく使われるIm7-Ⅳ7のVampです。

Fm7-Bb7のドリアンのVamp
Willie Weeksのあのラインを弾いてみた。開放弦A弾いてから押弦GのラインはJemerson直系でロック的な発想では出ない。

Focusing EQとHarmonics,VCA Compressorのオン・オフで比較。

MODO BASS2はPUSHで弾いたのを修正。もうちょっと後ろにしたほうが良いけど、まあ… pic.twitter.com/xzf0BqY2Wu

— うりなみ (@urinami) May 7, 2024

ロックでもよく使われる進行でもあります。
DonnyのThe Ghettoなんかは有名な進行ですね。

Dorianモードの特性音を含んだ進行なので、もっともよく使われると言えるでしょうか。

勉強された方だと、え、メジャー251の25と同じでは…?と思われるとかもしれないですね。コードとしてはその通りです。

でも、251の1、メジャーコードに戻りたいという力はない。1に戻らなくてしっくりこないなんてないですよね?

こういうのはモードなんです。

ブラック・ミュージック、特にソウルやファンクなどで言われるモード、ちょっとジャズや一般的な理論書と違う使われ方をしているところがあります。

こちらでそういう話はしてますね。

ハードコア派の皆さんの一般教養なので、履修しないと進級できませんよ…

まあ、冗談はともかくブラック・ミュージックのモードの使い方はブルースの影響が非常に大きいんです。

耳コピできる人だと、「ああ、理論書はこうだけど、やらんよね」とかサッと判断出来ると思いますが、言語化されてない(やってる人にとってはわかっている。出来ない人はフィールがないとみなされる)ものはなかなか習得が難しいので、出来るだけ言語化する努力はしたいですね。

私のレッスンではまじで座学でブルースやってからモードやっていましたからね…

ブルース・フィーリングがないモードって、ソウルやファンク、ジャズだと相当に特殊だと思います。

Donnyはモードの達人で、Valdez in the Countryなどを聞くと、コードは進行としてはG7sus4 G7 C7sus4 Cm7と弾いてる(鍵盤とギターは違うコードです。)んですけど、メロディはドリアンを基調に、ミクソリディアンと行き来したりします。

ブルースが元にあってその中で、モードを自由に行き来している感じですね。

興味があれば、是非。

レッスン内容もすべてnoteに移していく予定なので、こういうのはやりたいですね。ブログの10倍は濃厚にレッスンではやっていました。

他にもこういうVampがありますね。

追記:2025/02/11

三井田くんが記事を書いてくれました。手形あり。

I7-Ⅳ7

もっとも基本的なブルース進行の1・2小節、4・5小節もこの動きですね。
もちろん、Ⅳ7-Ⅰ7と考えるとブルース進行の2・3小節目、10・11小節目をカバーできます。

ファンクのvampでブルージーなものなんかでも結構ありますね。ありすぎて例を書けませんけど、またそのうち追記しますね。

基本的なブルースの構成です。

I7 Ⅳ7 Ⅰ7 I7
Ⅳ7 Ⅳ7 Ⅰ7 I7
Ⅴ7 Ⅳ7 Ⅰ7 Ⅴ7

ブルースに関しては、独立したコーナーで取り上げます。
が、まずは基本的なものを覚えましょう。ブルースのフォーマット、リックなどは現在の音楽にも影響を与えています。

ブルースは様々なバリエーションがあります。ブルースで学べることはそれこそ無数にある。

小節感覚、シンコペーション、アンティシペーション、バウンスの感覚、クロマチック・アプローチ、コール・アンド・レスポンスと学べる要素がそれこそ無数にあります。

ブルースはハードコア派の必修事項といえます…

音楽的な構造でいうと、ソウルとファンクとの繋がりより明らかにブルースとファンクの繋がりの方が近い。

ヒップホップがファンクの子供としたら、ファンクの父はプルースみたいなものですね。

ブルース弾けたらファンクは弾けます。いや、本当に。ハーモニーの構造なんかはそのままのものは結構ありますからね。

ファンク・ブルースなんてのは大抵のブルースマンは楽勝で出来るわけですし。

これ、T-Bone WalkerのParty Girlというファンク・ブルース的なものを真似したやつですね… 

これもブルース進行です。もともとの曲をファンク化したものです。興味がある方は原曲とファンク化した2つ聞いて下さい。T-Boneの素晴らしいタイムを味わえます。

ヒップホップがお好きな人ならLowell FullsonのTrampもファンキーな変形ブルースと言われたら、ああそうかと納得していただけるのではないかと。

Bluetone、Console1にも組み込めるし、Amproomに組み込めるのはびっくりした。

生楽器の録音だったらこれで大体下処理できちゃうんでは。

T-RacksのOneも素晴らしいけど、レイテンシーが結構あるので、4サンプルしかレイテンシーがないのは素晴らしい。負けた感があるな… pic.twitter.com/ufMAiAwYBO

— うりなみ (@urinami) June 13, 2024

ファンクの代名詞と言える9thコードと言えば、Jimmy NolenがJames Brownのレコーディングで有名にしたと言えます。

けど、そもそも9thコードを多用したのは、ジャンプ・ブルースのT−Bone Walkerの影響が大きかったはずです。というか、往時のギタリストでT-Bone Walkerの影響を受けずにいるというのは難しかったはず。

所属していたJohnny Otisのバンドがジャンプ・ブルースをやっている。

ソウル以前のR&Bの流れを汲んでることを知っていたら納得もしやすいのではないでしょうか。

と、まあ、ブルースの重要性はわかりましたね。メリットはそれだけはありません。

単純にパッドでブルース弾けたらモテそうじゃないですか?

「ルーツはブルースなのさ…」か、かっこいい、モテ過ぎて既婚者は家庭崩壊レベルでモテる予感がしますね。

こんなメカでブルージーなプレイしたら、気になるあの人も腰砕けになるのは必定。

日本の少子化もバッドが救うことになりましょう。義務教育で導入してもらいたいところです…

ブルースはいずれコーナーを設けます。これは正直ジャズよりずっとやりたい事なので。それまではこちらの動画や記事で楽しんでください。

ブルースとゴスペルの繋がりもハードコア派の皆さんには面白いのではないでしょうか。

Aretha FranklinのRespect風のやつです。イントロのVamp風。原曲は相当にブルージーでもあり、ファンキーでもゴスペル的でもありますね。VerseはⅤ7-Ⅳ7というブルース進行の一部をVampにしてますね。

最後、ファイルのおまけにこういうスタイルで弾いたものを付けておきます。

あれ風のC7-F7のVampです。第4回ハードコア・パッドスタイルやった人は転回形が見えると思います。

あとはブルース・リックの組み合わせです。3回と4回やればかなりできるようになると思います。もうちょっとやったらブルース編かなあ… pic.twitter.com/ii77sxELV1

— うりなみ (@urinami) February 13, 2025

こちらはゴスペル的なやつですね。今回は取り上げていないテンションコードを含むパターンです。

C7(9)-F7(9,13)のVamp

後半はC7のE,Bbと、F7のトライトーンEb,AにDから4度堆積のDGCと積んでます。

半音トライトーンを動かせばⅠ7-Ⅳ7が弾けます。

トップノートをEb,Dbm,Cmとトライアドの第2転回でハモってます。ブルースでもよくあるパターン。 pic.twitter.com/JhTsNypI3A

— うりなみ (@urinami) September 15, 2024

ブルースとゴスペルは音楽的ボキャブラリーを非常に共有してます。

ゴスペルの父と呼ばれるThomas A. Dorseyがもともとブルースピアニストだったことを考えたら当然と言えば当然なのですが。

ブラック・ミュージックにおいてゴスペルの影響は現在もずっと続いており、ヒップホップに至るまで特にハーモニーの影響は大きいです。

ハードコア派は即興(ゴスペルはゴスペル・シャウトなど即興もかなりあります。)で他楽器とも渡り合える必要があるため、このあたりはまた、別コーナでやりますかね。

パッシングコードの技法の初歩的なベースラインをつなぐパターンなどの基礎になるものも実は今回入っています。

ゴスペルに興味がある方は、徹底的に転回形を練習する必要があります。

今回のVampを練習すると、めちゃくちゃ転回形を使っていると言うのが見えると思いますよ。ソウル・ゴスペルのコーラスワークなどに興味ある方も是非。

メロディにトライアド中心でハモるやつ。ソウル・ジャズっぽいけど、ゴスペル的なものの転用なんでしょうね。

鍵盤と全然見え方変わって面白いですね。勘がいい人なら手形見るだけでこういうもののロジックがわかるかもしれないですね… pic.twitter.com/bzPCe7qtq5

— うりなみ (@urinami) January 28, 2024

歴史的なことやると10万字超えても終わらないので、涙をのんでこれくらいにしておきます…

またI7-Ⅳ7の動きは、基本的なブルース進行の1,2小節,4,5小節でも使われます。

また、ジャズなどで多用される、Extended Dominant(ドミナントモーションなどは4度上にドミナント7thコードが連続する進行もあります。

ジャズ・スタンダードのI Got RhythmのセクションBなんかもそうですね。

Extended Dominantに関しては、裏コード(Tritone Substitution)とも密接な関係があります。

こちらに関しては、いずれ特集します。

でも、今回練習で弾いていったら、「あたりまえやん…」となると思いますよ。

パッドは理屈を理解するのにいかに強力か分かっていただけるといいなあ…

こういう動きがあるんだなと覚えているだけでもコピーはしやすくなりますし、認識しやすくなりますよ。楽しんで行きましょうね。

ドミナント系はどこかでやることになるでしょう。

ブログではジャズ的なものは本当に人気が無かったですね…

レッスンでは一番需要があるところで、ネットとの違いを感じていました。

Imaj7-Ⅳmaj7

ソウルなどでもよくみられる進行ですね。他のジャンルでもよくこの進行は使われます。

ロックなんかでももちろんありますね。4和音ではなく、トライアドでやることも多いです。

ボイスリーディングを意識して4和音をつなげよう

ハードコアのみなさんなら、実用的かどうかはともかくすべてのパターンをやっておきたいという人もいらっしゃるはずですね?

その意気やよし!

嫌いじゃないぜ…実にハードコアですよ…

私はこういう風に練習しました。ギターや鍵盤でやったことをパッドでやったわけですね。

今回はまだ4和音ですので、テンションが入った場合はまた、別の練習になります。

基本形からスタートする

基本形からスタート する。基本形から次のコードに移るわけですが、先程の原則で考えます。

  • 出来るだけ共通する音で弾く。
  • 出来るだけ近い音で弾く

基本原則通り考えます。なんですけど、楽をしましょう…

楽をするのはハードコア派の基本です。

目の付け所を変えると格段に覚えやすくなりますよ。それは何か?

完全5度に着目することです。

4度進行、今回取り上げたパターンではいずれも Rと5は完全5度音程を保っている わけですね。

Cをルートに持つコードはこうなりますね。いずれのコードも共通しています。

R+5

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では、Fをルートに持つコードのR+5を考えましょうか。原則に当てはめて考えましょう。コードとコードをつなげる際にはこう考えれば良かったんでした。

  • 出来るだけ共通する音で弾く。
  • 出来るだけ近い音で弾く

この2つを満たす音程はこうなりますね。CとFです。

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次に弾くルートの位置を常に意識すると良い。 基本形をマスターしていると、スケールを覚えるのも楽になります。今回はコードで言うとアルファベットを覚えているようなものです。

シンプルですね。もう一つのパターンを見てみましょう。

Cをルートに持つもう一つのパターンでRと5があるものを考えましょう。5度のGとルートのCですね。

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次のコードのルートを意識しましょう。 5度ベース。ここから前回やったコードがどれくらいパッド上に転回出来るでしょうか。

うりなみさん、嘘をついたな。これは4度の形じゃないか。許さないぞ…

あわてんぼう過ぎますよ…

完全5度は転回したら4度になりますからね。

前回、徹底して検討を加えましたね。

基本的な4和音は 、4度、5度、トライトーンで作られる ということを。

前回の復習が足りなかったら戻ってくださいね。これは本当に基礎なので。全く慌てる必要はありません。

われわれパッドプレイヤーは他楽器のプレイヤーの何倍も思考は高速である必要がありますからね。

様々な手法を繰り出すためにも怪しかったら何度でも戻りましょう。パッドの見方は技術ですから。

マスターするまでは練習の90%がパッドの見方であっても私は良いと思ってます。

では、4度上のルートをFに持つコードで考えてみましょう。

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4度上のコードを作る場合(b5形以外は) はR+5の5度音程は4度に、5+Rの4度音程はRにすればいいだけです。

もっと言えば元のコードの5度を動かすだけ。

ボイス・リーディングを考慮した場合はこうなります。考慮しないならそのまま4度上に持っていけばいいだけです。

はい。5度音程はこの2つに単純化されましたね。

形を認識し、その組み合わせで考える
だって、基本的な4和音は、4度、5度、トライトーンで作れるんですから。

ボイスリーディングを考えた上で、今回加わったルールを適用すると4度進行のR+5の動きはこれだけしかない。

最小限の要素を組み合わせる。あるものを最小限の要素に分解する。
どんなものでも共通することですね。

ルールは少なければ少ないほうがいい。ただ、そのルールの組み合わせについては深く知る必要がある。

前回やってきたことですね。
この事は今後取り上げる251編でも重要になります。慌てずマスターしていきましょうね。

残りの組み合わせについても考える

はい、後はルートと5度以外の動きを今回のパターンに適用すればいいだけです。

R+5がわかったわけですから、他のパターンを検討しましょう。

できれば、 初めのコードから次のコードのボイシングをすぐ画像を見るのではなくて、パッドでどうなるか確認してから画像を見てください。

第3回で強調しましたが、パッド上に 視覚的に弾く音を展開出来るかどうかは、パッドの重要な技術 ですから。

**覚えるのは、Vampでやればいい。
**これは前回に引き続き、頭のトレーニングです。

ただ、時間がなかったら眺めるだけでも良いですよ。

最終的に覚えればいいので、その時々の習得コストが低い方法を選択してください。

頭が疲れている時でも5分だけ知っているものを繰り返し弾く。それでも神経系は整備されていくから上達出来ます。

慌てず、楽しんでくださいね。

Im7−Ⅳm7

Im7-Ⅳm7のパターンで考えてみます。

R+5はすでに考慮しました。m3とb7ですね。

基本形から始まるパターン

Cm7で考えますね。まずは基本形からです。

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m3とb7が5度音程というのは慣れるまで見にくいかも。楽器の練習は脳のトレーニングなのでダイアグラムを見て覚えるのも練習です。 元のコードのRは動かさない!

前回までの内容が入っていたら楽勝ですね。短3度と短7度は5度音程です。もうわかりますね。4度上に動くとなるとこうなります。

5度は4度に、4度は5度にするだけってことですね。

元のコードのRとm3は動かさない。

このvampはこう考えると覚えやすいですかね。

Fm7 第二転回形です。

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4度音程が2つということがはっきりわかりますね。ルートを目印にすれば混乱しにくいはずです。

追記:2025/02/14

Cm7-Fm7のVampです。私のリズムを真似て弾いてみてください。リズムパターンを増やすことも目的です。指など出来るだけ楽な運指にしてあります。

コピーできればいいですが、出来なくても全然構いません。不完全でも良いです。コードの形を認識できれば目的は達成です。真似して弾くだけでもかなりフィジカルも鍛えられると思います。

Abletonユーザーの方は、プロジェクトファイルがダウンロードできる形にしてありますので、BPMを落として弾いてみてください。

Cm7

では、基本形ですが、違うポジションです。5度が2つはいっているのがわかりますね。

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5度2つが見えますね。5度を4度に変形するってことはR+5のRは動かさない。m3+b7のm3は動かさないと覚える理解するとかなり楽では。大事なことだから繰り返しますよ。

Fm7で考えてみました。

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4度が2つ入っているのが分かるだろうか。くどいですが、次のコードのRを意識すれば覚えやすくなります。

ね。これも5度を4度に変えただけ。パッドの見方を深める必要があるというのはこういうことなんです。

こっちのほうが視覚的にはわかりやすいかな。ただ、これは弾けるポジションが限られます。

Cm7 基本形

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ソロを取るときなどには便利なポジションでもある。ただ、コードを弾くには弾きやすいポジョンではない。繰り返しになるが5度を4度に変形するってことはR+5のRは動かさない。m3+b7のm3は動かさない

Fm7 ボイス・リーディングを考慮するとこうなります。第2転回形になりますね。

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先ほどと同じく第二転回形です。くどいですが、次のコードのRを意識しましょう。

ギターも同じですけど、われわれパッドプレイヤーは常にパッドの見方を考えなければならない。

速度や音域では他楽器のプレイヤーに勝てない場面では、頭で勝負です。

手法を切り替えること、他の楽器に比べて演奏難易度が低い分リズム的なアプローチをするなど、ありとあらゆる手法でハードコア派は対抗しましょう。

演奏難易度が低いということはイメージ・トレーニングだけでも上達する余地が大きいと言うことですね。

基本形、まだポジションがありますね。Moveなどでは特に有効になるものです。

Cm7 基本形 

基本形だから5度が2つありますね。ということは4度2つに変換すればいい。
m3とb7の場合はm3は動かさないし、Rは動かさないというのに気づくのではないでしょうか。

繰り返しですけど、大事なことだから何度でも言いますからね。記事を読んでるだけでも覚えやすいようにします…

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右側を有効に使える基本形で、使用頻度は高い。繰り返しになるが5度を4度に変形するってことはR+5のRは動かさない。m3+b7のm3は動かさない

Fm7

第二転回形です。

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次のコードのルートを意識する。4度2つだから5+Rはすぐ認識できるはず。ルートの全音下はb7であり、 b7の4度上は短3度という前回やったところを覚えていれば難しくはないはず。

2025/02/14

追記:2025/02/14

Moveなどでも使えるポジションです。

当然次は第一転回形で考えます。

可能性があるものはすべて検討します。
ハードコア派の皆さん、嬉しくなってきたでしょう。フフフ…

まあ、時間を買うならこのシリーズを買ってくれたら良いんですよ。サブスクも始めますからね…

第一転回形から始めるパターン

Cm7-F7をCm7の第一転回形からスタートしたボイス・リーディングを考慮したパターンです。

Cm7 第一転回形

5+Rの4度音程が一つ、m3+b7の5度音程が一つありますね。

元のコードのRとm3は動かさない。

大丈夫ですね。

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右手は基本フォーム。Ebメジャーのトライアドが見えるだろうか。 5度は4度に、4度は5度に変換。次のルートを意識する。 5+Rの場合Rは動かさない。m3+b7の場合m3は動かさない。

ではFm7を考えてみましょうか。

Fm7の第三転回形です。

m3とb7は5度音程なので4度音程に変換。5+Rは4度音程なので5度音程に変換すればいい。簡単ですね。

元のコードのRとm3は動かさない。

こうなります。

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くどいが、必ず次のコードのルートを意識してください。 右手はAbメジャーの転回形でもある。右手のフォームはフォームの原則に則っている。手首を立ててない。

追記:2025/02/14

Cm7の第一転回形

別のフォームですね。5+Rの4度、m3+b7の5度は同じですね。

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5+Rを4度にm3+b7を4度に。 5+Rの場合Rは動かさない。m3+b7の場合m3は動かさない。

Fm7の第3転回形

こっちのFm7も弾けますね。ただ、上記のフォームのほうがコードとしては弾きやすいはずです。

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ルートの位置は常に意識する。

Cm7の第一転回形

こちらもよく使うポジションです。パッドの左側を余裕を持って使えるフォームです。Moveでも使えますね。

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Rとm3は動かなさい。マイナーペンタトニック・スケール、ドリアン・スケールが弾きやすいポジションでもある。

Fm7の第三転回形

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第二転回形から始めるパターン

Cm7の第二転回形から始めるパターンです。

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Ebメジャーの第一転回形が見えるだろうか。 繰り返しになるが、5+Rの場合Rは動かさない。m3+b7の場合m3は動かさない。

Fm7に変換したいわけですから、4度音程2つを5度音程にすればいいですね。

元のコードのRとm3は動かさない。

視覚的にわかりやすいのはこっちですかね。

Fm7の基本形。

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くどいですが、ルートを意識しましょう。それなら、前は4度だったから、今度は5度と脳のリソースを消費せずに弾けます。即興するときはいかに自動化が出来るかが鍵です。

ただ、速度やいろいろポジションでも弾けることを考えると、こちらのほうが頻度は高くなるはずです。

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くどいがルートを意識しましょう。ギターでも上達する時にポジション、度数は意識する必要がありますよね。音名はまあ、譜面いらない人なら必要ないけど… 第3回でも強調したが、m3とb7が5度音程になっていることを意識したい。 Abメジャーの基本形が見えるだろうか。

Cm7 第二転回形 基本ポジション バリエーション

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64パッドではソロが取りやすいポジョンでもあります。

Rとm3は動かさない。もう大丈夫ですね。どんなポジョンでも同じです…

Fm7 基本形

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Abのトライアドが見えるだろうか。

第三転回形から始めるパターン

Cm7

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余裕がある方はオクターブ上のフォームも確認されたい。 Ebの第二転回形が見えるだろうか。 繰り返しになるが5度を4度に変形するってことはR+5のRは動かさない。b7+m3のm3は動かさない

では、Fm7を考えてみましょう。R+5の5度とb7+m3の4度があるので、R+5の5度を4度に。b7+m4の4度を5度に変換しましょう。

元のコードのRとm3は動かさない。

Fm7 第一転回形になりました

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くどいがFm7のRを意識されたい。 そうすれば変換も容易なはず。Abメジャーが見えるだろうか。

キャプションが間違えてます。すみません…正しくはFm7(第一転回形)です

ハードコア派の皆さん、私が「次のコードを考えてから画像を見て」という言葉を守ってくださった方は疑問に思ったかもしれないですね。

疑問に思った人、あなたは相当パッドや楽器に適性があります…

緻密に考えられてますよ。素晴らしい…

Fm7の第二転回形も弾くのも原則にあっていますよね?
パターンはいくつもありうるということです。今まで上の音域を弾かないようしてきたわけですけれど。

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展開の速度を上げるためには、毎回同じ練習をしないと難しい。一定の型で考えるようにしたら思考のリソースを使わないで済む。形の重要性はスポーツをやっている人だとよく分かるはず。思考も速度を上げるにはまず形で訓練する必要あります。

どっちも原則にあってるなら、どうすればいいかって?

そういう場合は曲に合わせてということですね。

盛り上げたい、動きをつけたい場合はどんどん転回形で上を弾くかもしれませんし、他の楽器が盛り上がっていて邪魔したくないなら下に行くのもよし。

  • 出来るだけ共通する音で弾く。
  • 出来るだけ近い音で弾く

このルールはスムーズなボイシングを作るためのルールであって、 音楽をやる時のルールではないです。どっちも当てはまるならどっちでもいい。

それが個性ですし、別にVampが連続するなら、最後の一回だけ上に行ったりして、セクションの変わり目をシンガーに知らせたりするのもコード楽器が出来ることですからね。

ダンス・ミュージック的な考えだと、プレイヤーは音域やリズムでトランジションを表現してるということです。

ここを単純にDAWでコピペしたりすると、「ああ…」と一発でわかってしまったり、情報量が少なくなってしまいます。

でも、ループ感が欲しい場合はそうすればいい。

大事なのは、コンテクストにあっているかどうか。音楽に合わせて選択するわけです。

そして、人間がやっていることを強調したいなら、変化が加わる方が自然です。

くどくなりますが、大事なのは音楽が上位に来るということですね。技法に優劣はない。技術にははっきり優劣はありますけど。

人間が弾くと、同じフレーズは全く同じということになりません。プレイに合わせてダイナミクスも変化する。

タイミングも変わります。人間はコンテクストにあった乱数をソフトより遥かに自然に作れるということですね。

AIで生成したものも、プレイヤーはほぼ100%聞いたら認知できると思います。

楽器で弾けるポジション、倍音構成、そういったものが不自然だからですね。生楽器は分かる。

パッドが面白いのは、ベロシティやタイミングは間違いなく人間のプレイなのに生楽器ではないところです。

生楽器のような情報量はない。だから、「らしく」聞かせるためには、極度に抽象化を行う必要があるということです。

面白いですね。

余談でした。

繰り返しになりますが、重要なのは音楽です。

状況に応じたプレイを出来るようにするために練習しているわけですから、あ、上に行きたいな、下に行きたいなと思ったらどんどん行ってしまってください。

練習の時はどういう可能性があるかを絞っているだけですからね。

疲れた方はここで休憩してください。ものすごい量をやっていますからね。次のところに行く前に、不安なら数日繰り返していいです。

頑張りましたね。慌てず行きましょうね。

ここまでマスターしたら格段にスムーズにマイナー7thコードの連結は出来るようになっています。

この順番でやっていくと、最後のmaj7以外のvampは既習のものが出るように設定してありますので。

Im7→Ⅳ7

では、どんどん行きましょう。

Im7→Ⅳ7の場合はm3+b7の5度音程(転回すれば4度)が4度ドミナント7thの3度と7度のトライトーンになるところがポイントです。

ここは後ほど扱う、ガイドトーンのボイシングでも重要になります。

基本形から始まるパターン

Cm7の基本形

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m3+b7の5度音程をトライトーンに変形するわけだから、b7を半音下げる。m3は動かさない。 R+5を4度に変形するだからRは動かさない。

では、転回してみましょう。

F7の第二転回形ですね。

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くどいようだが次のコードのルートを意識しよう。そして、トライトーンは3+b7もb7+3も同型。

Cm7のC+Gという5度音程が、F7の5+Rの4度音程という形に変形して弾いていますね。

基本的な4和音は、4度音程、5度音程、トライアドの組み合わせで弾けるものでした。怪しかったら何度も第3回に戻ってください。

そしてCm7のEb+Bbという5度音程がF7ではEb+m3のトライトーンになっていますね。

つまり。 短7度を半音下げたら4度進行の場合はトライトーンになるということです。

元のコードのRとm3は動かさない。

先ほどと同じ原則ですね。

ポジション違いも書いておきます。

F7 第二転回形です。

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くどいが必ずRを意識されたい。

別ポジションも見ておきましょう。

追記:2025/02/14

DAWで言うストラム(ほぼ同時だけれど、発音タイミングをずらす)で弾いてます。このBPMで無理なら、普通に弾いてください。コードを表情付けるテクニックとして重要です。

Cm7 基本形

視覚的には一番わかりやすいと思います。5度と5度の組みあわせということが見やすいですね。

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m3+b7の5度音程をトライトーンに変形するわけだから、b7を半音下げる。m3は動かさない。R+5を4度に変形するだからRは動かさない。

F7の第二転回形

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Rは必ず意識。呪文のように唱えましょう。

Cm7のR+5の5度の音程がF7の5+Rの4度音程になっていますね。そしてCm7のm3+b7の5度音程が7度が半音下がって トライトーンの音程 になっていますね。

どちらもこのルールは守られています。

  • 出来るだけ共通する音で弾く。
  • 出来るだけ近い音で弾く

さらにポジション違いのCm7の基本形を見てみましょう。

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m3は動くわけではなくて、b7が動いてトライトーンを作ることを意識。 m3+b7の5度音程をトライトーンに変形するわけだから、b7を半音下げる。m3は動かさない。R+5を4度に変形するだからRは動かさない。

F7の第二転回形です。

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ルート意識。b7からトライトーンと考えるとそれほど混乱はしないはず。 実はストラムなどはやりやすいポジョションでもある。

Moveなどでボイス・リーディングを考えた時に重要になるポジションです。

Cm7基本形

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右側を有効に使えるフォーム。b7が半音下がってトライトーンを作ることを意識。 m3+b7の5度音程をトライトーンに変形するわけだから、b7を半音下げる。m3は動かさない。R+5を4度に変形するだからRは動かさない。

F7の第二転回形です。

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第一転回形から始めるパターン

Cm7

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m3+b7の音程が5度音程と認識出来ただろうか。 5+RのRは動かさない。m3+b7もm3は動かさない。b7を半音下げる。

F7の第三転回形に接続できますね。

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この2つのパターンはMoveも演奏できます。

アルペジオを含んだパターンです。
下降のアルペジオから入って刻んでいます。
正確に弾ける必要はありません。こういうパターンもあると覚えておけばコンピングの幅も広がります。

Cm7の第一転回形の別のポジションです。

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Eb6が見えるだろうか。b7が半音下がるのを意識。 繰り返しになるが、5+RのRは動かさない。m3+b7もm3は動かさない。b7を半音下げる。 こちらはストラムもやりやすいフォーム

F7の第三転回形です。

こっちは発想にしにくい人が多いようです。繰り返し弾いて覚えましょう。

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驚かれたと思う。Rと5度をこちらでも弾ける。こちらのポジションのほうが手に負担が掛からず弾ける。Rの位置を複数、パッド上に展開出来るかは大きな技術。 こちらもストラムはやりやすい。

ストラムに加えて、左手で一音だけ刻むスタイルです。Vampの場合は即興的にリズムを展開することも多いです。また、展開に行くときのさりげない合図などにも使えると思います。

ストラムは第1回で扱った回外動作を使うと上行形を使うと弾きやすいです。

難しかったら、ストラムだけで構いません。

ハードコア派の基本は楽に弾けるかどうかでしたね。
b7+3は思いついてもF7のR+5は慣れないと思いつかないかもしれません。

パッド上にどこに視覚的に展開できるかは重要な技術ということですね。

F7の第三転回形 別ポジションです。

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左手と右手をクロスさせないことも、パッドを弾く際には重要になる。 このポジションで弾くには左手を親指で使うことで対応している。 こちらのポジションより先程のポジションを優先したのはコードのバッキングという観点では速度は出せないため。 こちらは視覚的には展開させやすいのでインプロなどでは使うこともあるだろう。

もちろん、こうやって弾くことも出来ます。視覚的には格段にわかりやすい。ソロを取ったりするときには便利なポジションです。

ポジションの知識が多ければ多いほどどこからでも弾くことは出来ますね。慌てずにパッドの見方を深めていきましょう。

パッドの見方を様々に持つことの重要性が理解できたのではないでしょうか。これ、技術なんですよ。

いくつものポジションをとれることはパッドのメリットです。

第二転回形から始めるパターン

Cm7の第三転回形です。
5+Rの4度とb7+m3の4度ですね。

5+Rを5度に、b7+m3をトライトーンに変形すればいいわけです。

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右手が親指と薬指で押さえている。クロスさせない工夫。 5+RのRは動かさない。b7+m3はm3を動かさない。b7が半音下がる。

F7の基本形

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Cm7の時に右手が親指と薬指で押さえていたことによって手首を使わずに弾くことが出来る。 ルートを意識すること。

基本形のF7はクロスの原則が適用されています。両手で分担すると右手と左手がぶつかってしまうからです。

Cm7 
第二転回形の別ポジション

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5+RのRは動かさない。b7+m3はm3を動かさない。b7が半音下がる。

F7の基本形

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ソロ向けにも使いやすい。

F7の基本形 別ポジション

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3度へのクロマチックアプローチもしやすい。こちらのほうがクロスの問題もないのでリズムミックなプレイに適している。

コード内の二音ずつを演奏するパターン。コードリフ的な感じです。鍵盤奏者的なアプローチ
F7で左手の押さえ方が二音ずつ押さえるためにフィンガリングが変わっています。

第三転回形から始めるパターン

Cm7の第三転回形です。
R+5の5度と、b7+m3の三度ですね。

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右手がフォームの原則に則っているのはわかるだろうか。オクターブ上のフォームはコードを交えたフレーズを弾きやすい重要ポジション。 R+5はRは動かさない。b7+m3はm3は動かさずb7を半音動かす。

F7の第一転回形です。

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これなら手首を使わず弾ける。 ルートを意識されたい。 3度を装飾するクロマチックアプローチが使いやすい。

R+5を5+Rの4度に、Cm7のb7のm3の組み合わせのb7を半音下げてトライトーンにしています。

もちろんオクターブ上でも弾けますね。

F7でクロマチックアプローチをしています。薬指、中指の高速なクロマチックアプローチはなかなか難しいですが、こちらはやりやすいと思います。

こちらはCm7の第三転回形の別ポジションです。

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左手で5度を押さえても良い。右手は人差し指、薬指で押さえてもいいだろう。 b7が半音下がることを意識。 R+5はRは動かさない。b7+m3はm3は動かさずb7を半音動かす。

F7の第一転回形です。

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ルートを意識する。もう言わなくても大丈夫ですか?

R+5を5+Rの4度に Cm7のb7とm3のb7を半音下げてトライトーンにしています。

マイナ-7thから4度上のドミナント7thは特にジャズ・ポップス問わず用いられる進行です。

マイナー7の短7度と短3度の組み合わせの短7度が半音下がる形だけでマイナー7th、ドミナント7thが表現できることを知っていると、格段に手法は広がります。

楽しんでじっくり覚えましょうね。

I7-Ⅳ7

では見ていきましょう。

基本形から始めるパターンです。

R+5は5度。3度と短7度はトライトーンですね。

C7 基本形です。

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トライトーンを半音下げることを意識する。R+5はRは動かさない。

5度は4度に変換します。4度上のトライトーンをひくときは、ボイス・リーディングを考慮するなら トライトーンの形を保ったまま両方とも半音下げる だけです。

Rは動かなさい。

F7 第二転回形です。

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ルート、もう意識できてますか。

ガイドトーン・ボイシングするならトライトーンの形を保ったまま、4度上に弾いてもよし、半音下に弾いても4度の進行を表現できます。

ガイドトーンとはコードの3度と7度を弾く奏法です。ルートレス・ボイシングの後に取り上げます。

トライントーンが認識できると格段にフレーズの幅は広がります。

ドミナント7thはテンションが自由に使える分、記憶が多くて難しいとなる方も多いように思うのですが、こういう方で切り口を変更すると格段に理解は進みますね。

基本形から第二転回形につなぐパターン。初めはこのBPMでやるのは難しかったら、プロジェクトファイルでBPMを落としてやってみてください。

第一転回形から始めるパターン

C7の第一転回形です。
5+Rの4度と3+b7のトライトーンが出来ていますね。

くどいですが、繰り返します。 トライトーンは半音下げ、Rは動かさない。

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トライトーン半音下げることを意識する。5+RはRは動かさない。

F7の第三転回形です。
C7の3+b7を半音移動、5+Rの4度をF7のR+5の5度音程に変換すれば良いわけですね。

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ルートを意識。基本形を覚える重要性はいくら言っても足りないように思う。

ポジション違いも見てみましょう。

C7の第一転回形です。

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トライトーンが半音下がることを意識 こちらのフォームはブルージーなものに対応しやすい。5+RはRは動かさない。

F7の第三転回型です

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ルートの位置はもう大丈夫ですね。本当ですか…?

もう一つのポジションも見てみましょう。

F7の第三転回形です。

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ルート、大丈夫でしたか? こちらのほうが第一転回形から始まるパターンとしては弾きやすい。 繰り返しになるが、R+5この位置はしっかり覚えたい。

スローブルースなどである3連形の刻みです。ブルースの場合は基本形が連続することも多いですけけどこれもまあまあある例ですね。

第二転回形から始めるパターン

C7の第二転回形です。 

5+Rの4度音程、b7+3のトライトーンから構成されています。

トライトーンは半音下げ、Rは動かさない。

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トライトーンが半音下がることを意識。

4度上のドミナント7thを弾くには、トライトーンを半音下げ、次のコードのR+5を弾けば良いわけですね。

F7の基本形です。

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ルートを意識していたら大丈夫ですね。同じ形で訓練する意味がわかってくると良いです。レッスンだとこういうのやれるんですけどね…

途中でF7をクロマチックで動かしています。ジャズ・ファンク・ブルース・ソウル・ゴスペル・R&Bでは必須です。鍵盤ではなかなかしんどいですが、パッドは楽勝ですね。

第三転回形から始めるパターン

C7の第三転回形です。
b7と3のトライトーン、R+5の5度ですね。

トライトーンは半音下げ、Rは動かさない。繰り返しますよ…

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トライトーンを半音下げることを意識。R+5のRは動かさない。

C7のb7と3のトライトーンは半音下げればF7の3+b7になります。R+5の5度音程は、4度音程に変更すればF7の5度とルートになりますね。

F7の第一転回形です。

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ルート、オクターブ上になるだけでも初めは見えにくい人がいます。

オクターブ下のポジションも確認しましょう。先程やりましたね。

C7第三転回形 別ポジションです。

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トライアドを半音下げることがイメージしにくいフォーム。 128パッドだとb7と3のトライトーンが見やすい。64パッドの場合は押さえられないがb7の右斜め上にトライトーンが存在するイメージを持つとわかりやすいはず。 R+5のRは動かさない。トライトーンは動かす。

F7 第一転回形です。

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ルートを意識。先程のフォームから移行する時にトライアドを半音移動するイメージがあれば対応できるはず。

F7の3度にクロマチックしてからトライトーンを弾く、ブルース・ジャズ・ファンクなどにも使えるパターン。C7とF7をストラム的に弾くのもいいと思います。こういうクロマチックアプローチができると一気にファンキーになりますね。

繰り返しになりますが、完全にコピーできる必要はありません。ポジションが見えたらこういう発想が出来ると理解出来ればいいです。フィールまで含めてコピーしたい場合は、BPMを落としてやってみてください。

Imaj7-Ⅳmaj7

maj7はR+5の5度音程と3度と長7度の5度音程を持っています。

基本形から始めるパターン

Cmaj7の基本形です。

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R+5のRは動かさない。3+7の3は動かさない。

4度音程2つにすればいいということですね。Cmaj7のR+5をRは押さえたまま4度に変形し、3+7を4度に変形するとこうなります。

言葉で書くとややこしく感じるかもしれませんが、次のコードのルートを把握していれば難しくないですかね。

基本形を覚えることは重要ですね。

R+5のRは動かさない。3+7の3は動かさない。

フィンガリング上、指を変えざるを得ないことがあったとしても、こういう意識でいれば共通音をロストすることはなくなるはずです。

Fmaj7の第二転回形です。

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ルートを意識する。

第一転回形から始めるパターン

Cmaj7の第一転回形です。

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5+RのRは動かさない。3+7の3は動かさない。

Fmaj7の第三転回形です。

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ルートを意識し、4度を5度に、5度を4度に考えれば出来る。クラスター(半音でぶつかっている)を多くすると、ネオ・ソウル的な雰囲気はでやすい。

少しだけ解説を。4和音、特に7度音程は転回すると2度音程になります。

内声(トップノートでも、最低音でもない場合)は特に問題なく聞こえますが、特にトップで短二度だとキツイ響きに聞こえることがあります。

と、教科書には書かれることがありますが、我々ハードコア派には関係ありません…

かっこよく聞こえるならOKです。上手くいかないなというときに注意してください。

こういうのはRamsey Lewis大先生は平気でやったりしますね。Ahmad Jamalもやります。タッチでも変わりますからね。

単体で聞くと結構あれ?っと思うものでもアンサンブルだとワークするものはたくさんあります。耳を使えば大丈夫。

コピーしてない、出来ない人が言っている理論など我々ハードコア派は聞き入れる必要はありません。

わたしたちはプレイヤーですから、かっこいいと思うものは臆せず取り入れましょう。オープンマインドで行きましょう。

大体、ブルースやソウル、ファンク、ゴスペル、ジャズはそうやって進歩してるものですしね。

Ramsey Lewis先生がやりそうなものをシミュレートしてみました。ストラム的に弾いています。

私には機能しているように聞こえます?皆さんにはどう聞こえますか?

第二転回形から始めるパターン

Cmaj7の第二転回形です。4度音程が2つなので、5度音程2つに変換ですね。

R+5のRは動かさない。3+7の3は動かさない。

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次のCmaj7を弾く時にクロスすることがある場合は右手単独で弾く方法もあり。 5+RのRは動かさない。7+3の3は動かさない。

Fmaj7の基本形です。

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ルートを意識。

ストラムさせて弾いてもいいと思います。このCmaj7のフォームでベースをAにするとAm7(9)として機能します。Roy Ayersなんか御用達のフォームですね。

第三転回形から始めるパターン

Cmaj7の第三転回形です。

R+5の5度音程と、7+3の4度音程があるので、5度を4度に、4度を5度に変化すればいいですね。

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R+5のRは動かさない。3+7の3は動かさない。

Fmaj7の第一転回形です。

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ルートを意識する。

ストラムで弾いています。これも、最低音、最高音に短2度の音程がありますが、どうでしょうか。

練習方法

第3回では、練習する時に練習は限定する必要があるという話をしました。

今回取り上げたボイス・リーディングを考慮した連結で取り扱った4和音に関しては、第3回ですでに取り上げてあるものがほとんどでしたね。

でも、多くのみなさんにとって、難しかった…となったのではないでしょうか。

え、こんなに覚えられない。絶望や…となった方もいらっしゃったかもしれない。

いきなり全部覚える必要はゼロです。演奏で使うなら不確実で知識や技術が100あるより、完璧にこなせるもの1つあればいい。

気に入ったものを覚えて、あ、ちょっとこのポジションはこの曲で弾けないなとなったらその都度御覧頂いて、覚えていく形で良いんですよ。

「え、こんなメチャクチャな分量の記事書いておいて、うりなみさん、馬鹿なの?」と思われたかもしれません。

まあ、頭は悪いけどな…パッド馬鹿と呼んでくれてもいいぜ…

これくらい書いておくと、よくあるパターンはマスターできますしね。
ゼロからやるのも大変だと思ったので作りました。

類推できるだろうから書かなかったところもありますけど。パターンをたくさん弾く内に共通点を覚えてもらえたらなと思います。

初めは頭の練習

まずやってほしいのは頭の訓練なんです。

つぎのコードはどう押さえればよいのか。いきなりフィジカルな練習をしても悪い癖がつくだけです。

多くのハードコア派の皆さんは社会人。
ちょっとした空き時間にパッドを思い浮かべてからどうか考える訓練なら通勤時間や休み時間、スキマ時間に見られることが出来ますね。

そうやって慣れてみてください。

そうして、スムーズにコードを繋げるようになるまで繰り返して弾く。
できれば鳴らす時に音のイメージが出来ると良いですね。そうすることで耳を鍛えることにもなります。

一度に一つ

できればどれか一つの連結パターンだけにしたほうがいいですね。

たくさんやっても覚えられない。定着は反復回数と比例しますから。

いきなりコードネームを見てもどのキーでもそのパターンが弾けそうだなと思ったら覚えたとみなしていいと思います。

好きな曲でそのコード進行が出てきたら、必ず使ってみるとかね。

いきなりクリックは使わない

覚えたとなってから、クリックやリズムマシンを使ってください。

自分の目標BPMで弾けるようになるまでは繰り返す。そうしてから他のものに取り掛かるのが良いと思います。「分かる」と「出来る」は全く違うので。

即興で弾く時には本当に瞬間的に弾ける必要があるので。

そして、練習をたくさんしたことがない人はわかりにくいと思うんですけど、一つの動作に習熟すると、そのことに認知のリソースを使わなくなるので、結果的に新しいものを学習するスピードもあがるんですよ。

共通する動作はありますからね。

楽器の練習はほぼ100%と言っていいくらい脳の訓練ですからね。神経系の整備はしっかりしておくと後で楽ですよ。

BPMどれくらいから始める

BPMは60で4分音符の刻みから始めると良いですかね。

覚えたという目安は私は10分程度連続して弾けたら、覚えたとみなしています。

というのは、ファンクやディスコやディスコではそういう曲はいっぱいありますからね。

まあ、これは厳しいので5分くらいで良いと思います。メイン楽器がある人には大変ですしね。

練習するときには特異性の原則を考える

ただ、スタビリティ、スピードを鍛えたいならこういう練習は有効です。
前回の特異性の原則に則っていますね。

長時間弾くというのは無駄な力が入っていたら弾けないんですよ。

楽に弾ける上限を少しずつBPMを上げていく感じですね。DAWの良いところは小数点以下でもBPMを設定できるところです。

覚える時の工夫

プレイヤーの方におすすめなのは下手くそでも気にせずにガンガン動画に撮ってSNSなどに上げるのもいい方法だと思います。

Twitterなどで#ハードコアパッドスタイルとハッシュタグでもつけて頂ければ必ず、見に行きますので。

下手くそでも全然良いんですけど、今のベストを尽くそうとしましょう。そうすることでプレイを客観視も出来ますしね。

ノン・キーボーディストの方で作曲のためにというのなら、自分の気持ちよく弾けるBPMでドラムなどを流しながら4分音符で刻んで、覚えたと思ったらOKとすればいいと思います。

もちろん、今回ひいひい言いながら作ったプロジェクトファイルを活用していただくのも手ですね。

曲で使えば覚えると思います。プレイヤーと違って、覚えていることのほうが重要性が高いので、そこは目的に応じて練習を使い分けてくだされば。

楽しんで練習できる方法

それこそ、今回取り上げたVampがある曲を流しながら、リズムだけ真似て弾いてみるとかね。いい練習になると思います。

ノン・キーボーディストで特にコードの押さえ方を知っているのに、感じがでないという人は、知っている伴奏のリズムが少なすぎるということもあるんじゃないでしょうか。

押さえ方が分かるようになったら好きな曲に合わせて弾くというのは、楽しんで出来る方法ですね。

追記:2025/02/15

今回、動画を色々つけてみました。完全にコピーできなくても真似して弾くのでもリズムのボキャブラリー、持久力、巧緻性など強化されると思います。

言語と同じで初めから上手く出来なくても全然構わないです。

ハードコア派の皆さん独自のスタイルを真似することで作っていってください。

ご相談

実はVampのものもデータとしては作ったんですけど、流石にこの分量だと多すぎる…

次回はこれらのVampでそこそこありそうな伴奏パターンを弾いて覚えてもらうブートキャンプ的なものをやろうかと思うんですけど、いかがですか?

YouTube

私が弾いたら、今度は皆さんが交代で弾くという譜面などいらん、リズムはその場で覚えろというやつ。

実際譜読みやる前に、リズムを歌えるようにしてから譜読みは覚えるべきだと思っていますので、段階的な訓練としてはいいかなと。

Abletonユーザーじゃない方用にYouTubeでバックトラックありにすれば、DAW関係なしに使えていいかなと考えています。

2025/02/12

試作しました。

Twitterでもご意見を募ってるんですけど、MIDIデータだけでいいんですかね…

どっちもいるなら作ります。記事を購入してくださった方がちゃんと弾けるようになって楽しんでもらえるようにしたいですから…

追記:2025/02/15

完成したものをいろいろ送ったところ、両方ともあったら良いというご意見を頂いたので、やります。

今回はここまで作りましたけど、次回からはここまでやりません。流石に作業量が尋常じゃないですから…

ファイル形式について

私がAbletonユーザーなので、Abletonユーザー用のプロジェクトファイルと、一応他のDAWユーザーのために、WAVで作っておいたほうがいいのかな。

サブスク始めるつもりなので、そこでバッキングトラックを配布という形でもいいかなと思ってます。このあたりは試行錯誤していい形で提供できたらいいですね。

どんな形が良いです?
次回は今回やったものを弾き倒して覚える回にしようと思います。

バックトラックにはベース、ドラム、それと一応私の見本のコンピングを入れておきましょうか。

ベースは無料でも使えるMODOBASS CSにも収録されているプレベでやりますので、お持ちでない方はダウンロードしてください・・・

得を積みたい方はMODOBASSをブログから買ってくれてもいいんですよ…

ジャズの伴奏、コンピングについてはブログでやろうとしたんですけど、驚くほど人気が無かったです。

ピアノだとかなりやりたい人多いんですけどね。譜読みの練習のコーナーの一環としてやれたらいいなと思っています。

譜読みなしに説明できる限界はあるので、このあたりも少しずつ書きたい…

追記:2025/02/15

いろいろご意見伺って、Ableton12suiteで使えるプロジェクトファイルで配布。他のプラグインなどはなしでやることにしました。

他DAWのユーザーのハードコア派の皆様は、動画の再生速度などを調整して練習してみてください。

追記:2025/02/11

クロスの原則

第1回のフォーム編では楽に弾くための基本フォームについて話しました。

とにかく楽が出来るように徹底的に考えるのがハードコアパッドスタイルの基本

でした。そこさえ押さえていればいい。ルールは増やすと思考速度が遅くなるから個人的にはシンプルに保ちたい。

とは言え、上手く弾けない原因が自分でわからないこともある。そういうこともあるかと思いますので、一応書いておきます。

動画や記事をご覧いただくと、人差し指を浮かせているフォームと撮っていることが多いことに気づくかもしれません。記事でもちょこちょこ触れてはいるんですけれど。

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右手も左手も人差し指を使っていない。

これは理由があって、手と手がぶつかると(クロス)すると弾けないですし、ぶつからないようにクロスしても速度は出せません。

だから、人差し指を浮かせているというのもあります。そして、人差し指を浮かせることで 手首を立てることを防ぐことが可能 です。

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人差し指を立てることによって手首が立っている

あれ、上手くいかないというときに手がクロスしていないか考えてみると改善することもあるはずです。

演奏動画の中で、指使いが合理的に見えないものはクロスの原則に従っていることが多いと思います。

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