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パッド夏期講習 マイナーUSTを組み合わせてモテコードを作ろう|うりなみ

ハードコア派の皆さん、こんにちは。相変わらずヤケクソなタイトルですね‥

パッド夏期講習は隔週木曜日の21時からグループレッスンという形でZoomで行っております。

参加は無料ですので、ハードコア派以外のみなさんも、是非、奮ってご参加ください。

参加ご希望の方は、 urinami.hps@gmail.com までご連絡ください。

ハードコア派の皆さんには、Discordで通知します。

ハードコア派の皆さんは、記事全文と動画をご覧いただけます。

さて、前回、前々回とアッパーストラクチャー・トライアドについて説明してきました。

座学が長かったんですけどね。これで終わりです。これには理由があります。ちょっとその話をしておきましょうかね。

動画

この動画でやったこと

  • 6度を基準にしたマイナー・トライアドを、13thの響きとして使う見方
  • 半音上のマイナー・トライアドから、オルタード的な響きを作る見方

00:00 13thの形から、ドミナントの動きへ

ドミナント7thのシェルに、5度からのマイナー・トライアドを6度に動かす。

ブルースでもゴスペルでも普通に使われますね。では見ていきましょう。

C7(9)

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下がドミナント7thの137ボイシング。上部が5度のマイナーの第2転回形となっているのが分かるだろうか。64Pad ExplorerではUSTでコードを分解して表示されるように作ってあります。 USTの度数も書いてありますね?5,b7,9と。こう整理してあれば、マイナー7thでも5度上のマイナートライアドを弾けると認知負荷を減らせます。

C7(13)

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左手で、R3を押さえてもいいんですけど、ボイシングのボキャブラリを増やしてもらいたいので、こちらを書いておきます。UST,べつに音が被っても問題ないです

01:38 オルタード・テンションをマイナー・トライアドの組み合わせで作ってみる

オルタード・テンションを覚えるにも、トライアドの組み合わせと覚えると自分でカラーをコントロールできるようになります。

C7(#9,#11)

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短3度上のマイナー・トライアド をドミナント7のシェルに乗せる。

メジャーなのに短3度が入っているのは、ブルースでは当たり前のことですね。

そして、b5(#11),b7とブルースを象徴する音ですね。

そういう場合m3ではなくて、#9と解釈します。

調性音楽がメジャーとマイナーの2つで考えるのをガン無視しているがブルースです…

長くなるから、動画ではカットしましたが、もちろん、ハーフディミニッシュでも使えます。

C7(b9,#11,13)

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減5度からのマイナー・トライアド をドミナント7のシェルに乗せる。

オルタードに似てるけど、b13ではなくて13が入っているのが特徴の半全ディミニッシュ(コンディミ)サウンドが作れます。

メジャー由来の13とマイナー由来のb9のテンションが混在している。

はっきりしないとも、割り切れないとも言える感じですかね…

君のことを愛してるとも愛してないとも言えない…そんな感じですかね…

普通にクズ味がしますけど、バツ2的には許します…

そして、コンディミは、短3度ずつ同型で弾けるわけですね。Ebm,Gbmも使えると理解したら認知負荷も減らせます。

C7(b9,b13)

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半音上のマイナー・トライアド。こうすると、b9,b13というマイナー由来のテンションになりますね。

元になるのは、フリジアン・ドミナントか、あるいはオルタードか。

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どのスケールから由来しているか調べたかったら、コードを64Pad Explorerで入力してScaleで調べてみてください。

Cフリジアン・ドミナント=Fハーモニック・マイナーと書いてありますね。

オルタード・スケールはもちろん、全てのテンションを含むわけですけど、#9も含んでいる。え、半全ディミッシュも#9があるやんと思ったあなた。勉強してますね。

嫌いじゃないぜ…

C7(#9,b13)

オルタード独自の組み合わせになると、#9とb13になりますね。

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シェルの7度から4度堆積と考えてもいいし、短6度からのメジャーと捉えてもいいですね。

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形を認識できるのはパッドの重要な技術です…

ずっと長々とやってきたわけですけど、これ、結局はここで言ってることをコードに置き換えただけに過ぎない。気づいてました?

コードとスケールが不可分だって、つながりましたかね。

実際、バッキングしているときに、危ないとされるようなサウンドでも、人は連続性を追いかけるので、理論的にアウトとされるものでも普通に使います。

そして、このUSTを、私はテンションを含まないものにも拡大して説明してきましたね。

こちらを見てください。

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左手でDm、マイナーのなんてことのない173ボイシングですね。

で、これに短3度からマイナーを載せてみましょう。

Dm7b5になります。

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鍵盤ではやるけど、ギタリストやパッドプレイヤーは気づきにくいのでは…

スケールはコードから作れると理解すれば、アドリブとボイシングの境目はなくなりますよね?

コードをメロディにするというのは、バップのコンセプトのひとつなわけです、勝手にどんどんリハモしていく。

リハモしたものをさらにアドリブするときにいちいちアベイラブル・ノート・スケールなんかちんたら考えている時間はない。

言語より、視覚のほうが早いのはPCも人間も同じ。GPUを使うみたいなものです。認知エルゴノミクスとでも言えばええんですかね…

視覚的なパターンとして認識する。徹底的にね。

耳を使う重要性を否定してるわけではないですよ。

耳を最大限に使うなら目も限界まで活用しましょうということです。

これは、われわれパッドプレイヤーが他の楽器に比べて圧倒的に違うところです。

ギターやベースは同一弦上は発音できない。

我々は一切関係ない。物理的な発音機構を持たないがゆえに、構造にしか触れられない。そのことがハーモニーやアドリブでは自由さにつながるわけです。

これが我々固有の技術と言ってもいい。視覚的に展開する技術ということですね。

ちょっと古いんですけどね。ブログでも随分前に書いてあります。シェルだけじゃない。あらゆるところから図形を見つけられるようにする。

頭になった音を聞こえるようにする。ということは頭で鳴らせる必要がありますよね?

頭で鳴らすためには?ロジックを理解して、弾いてみるしかない。

仕組みを知らずに聞いても、ただのデタラメにしか過ぎないものが、ロジックを知った瞬間に意味があるようになってくる。語学と同じです。

聞いたことがないものは認識できない。でも大丈夫ですよ…

発音の話をすると分かりやすいんですかね?

RとLの違いが聞き取れないのは、耳が悪いからじゃない。舌のどこをどう構えるか、口をどれだけ開けるか、その基準を持っていないから、そもそも違う音として認識できないわけです。

基準さえ入れば、次の瞬間から聞き分けられるようになる。

チェスの熟達者研究でも同じことが分かっていて、強い棋士に盤面を数秒だけ見せて再現させると、初心者には到底無理な精度で当てるんですけど、これ、駒をでたらめに並べた盤面でやると、その差はほぼ消えるんです。

記憶力そのものが優れているわけじゃなくて、実際に起こりうる駒の配置パターンを大量に見てきた蓄積があるかどうかの差でしかない。

パッドの形も、これと全く同じ構造だと思ってます。

だから、USTのパターンを先に列挙した。

ただ、トライアドの形を100回、200回と繰り返すのは、正直、心が折れそうになる作業ですよね。

DOJO、アルファ版はできてますから、クリアできるようにします…

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ストーリーモードではファンク修行でUST100回瓦割りみたいなのを入れます…goryugoさんとのミーティングで100回では足りないのではという意見が出ました…アルファ版、Discordで配布して、皆さんのご意見を伺いたいです。

聞き取れるかどうか、これは才能の有無の話じゃないです。

単に基準がまだないだけなんですよね。
それが出来たらね、今まで聞こえてなかった動きが、急に聞こえるようになるはずですよ。

私自身が、自分の師匠に形と音を一致するように教わった。音を図形で捉える。そうやってきた。

聞いたことがないものは認識できない。でも聞いたことがあるなら出来るようになる。大丈夫です。私が出来たことは皆さん出来ますよ。

次回からはいよいよ実践編。

でもね。理屈を知って、自分でサウンドを知ることは是非実験してもらいたい…

つまらなくても、一通り動画であったところはやっておいたほうが、伸びしろは大きくなります。

技術的に難しいところが多いですからね。

モダンな手法とされるトライアド・ペア、正直パッドなら秒で分かります。全部同じやなってわかりますよ。

我々は物理的な速度では他の楽器に勝てないですけど、こういう手法を図形の変形で処理出来るからインプロにおいては圧倒的な速度があります。

あらゆる手法を超高速に繰り出すことが出来る。あと、リズムに強い。モテそうな要素が揃ってます。

究極のインプロ楽器と言ってもいいんじゃないかと思ってます。

パッド先生としてのポジショントークでもありますけど、いつまでもパッドのこういうところは面白いですよ。

いや、本当に。

ジャズ・スタディでやるはずだった内容なので、ちょっとレベルが高くなってきてるんですけど、進めていきたいですね…