二つのコードでメロディをハモろう ビバップ・メジャースケールでモテそうにハモる手法|うりなみの見出し画像

二つのコードでメロディをハモろう ビバップ・メジャースケールでモテそうにハモる手法|うりなみ

スケールはコードで作れる。一般的ではありませんけれどハードコア・パッドスタイルではやってきました。コードに対してどのスケールが使えるかということは良く言われますけれども。

今回はその応用編になります。

メロディをその場で即興でハモれたらモテることは必定と言えましょう…

ゴスペル・スタディ、ジャズ・スタディというHPSのモジュールの2つのジャンルに属する分野の話です。

本当に基本的なものは三井田くんのレッスンで。ジャズ・ファンクなどでドリアンのアプローチなどはメグさんのレッスンでもやっていますね。

動画

メジャー・ビバップ・スケール

ビバップ・スケールと呼ばれるものは基本的に3種類あります。

メジャー・ビバップ・スケールとミクソリディアン・ビバップ・スケール、ドリアン・ビバップスケールです。

今回取り扱うのは、メジャー・ビバップ・スケールです。Diminished 6 scaleとも最近は呼ばれるようですね。Barry Harrisが言ってるのかな。

メジャー・スケールと比較してみましょう。

メジャー・スケールとの違い

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メジャー・スケールは7音スケール

メジャー・ビバップ・スケールは8音スケールです。

通常のメジャー・スケールの5thと6thの間にもう一つ音を加えたものになりますね。

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なぜ8音にするのか?

8分音符で演奏すると、ちょうど4拍分になりますね。

メジャー6のコードトーンから弾き始めると、拍の頭がすべてコードトーン。ダウンビートがコードトーンだと、よりコード感が出る。

譜面は付けないとお約束したので、ピアノロールを御覧ください…

Cからスタートするパターン

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Cからスタート、上行。コードトーンが拍の頭に来ていますね。C,E,G,Aが拍の頭です。

Eからスタートするパターン

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Eからスタート。全てコードトーンが拍の頭になる。どっちかというと下降の方が使われるかも。

Gからスタートするパターン

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Gからスタート。全てコードトーンが拍の頭になっています。Abはメジャー・スケールにないので、ジャズらしさを感じるポイントかも。

Aからスタートするパターン

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Aからスタート。全て、C6のコードトーンがダウンビートに来ることがわかっただろうか。実際の使用例としては、ずっと8分音符で引き続けると言うより、部分的に使うほうが多いんでは。

ジャズの大きなコンセプトとしてはメロディでコード感を感じさせるというのがあるわけですが、ビバップの巨匠たちはこれを徹底したわけですね。

まあ、でも、実際は8分音符でずっと演奏するわけではないので、こういうのもあるというところでしょうか。

いろいろ実験されてください。こんなの覚えられなくて構わないです。慌てなくていいですよ。じっくり自分のボキャブラリーにしてください…

実録証言

「合コンで『ビバップ・メジャーでハモれるようになった』って言ったら、『え、ビバップ…?昭和の不良…?でもメジャーってことは大手…?大手の不良…?ワルなのにエリート…?ギャップ萌え…』って完全に誤解されました。そのまま付き合い始めて、今は一緒にパッド練習してます。」( 徳島、阿波踊り腰振り角度検定員、27歳

ビバップ・メジャー・スケールはコードの組み合わせで作れる。

さ、ここからが本題です。お手元にパッドがあれば、一緒に確認していきましょうね。

いままでも、スケールはコードの組み合わせから作れるということを話してきましたが、同様にビバップ・メジャー・スケールも2つのコードの組み合わせで作れます。

慌てずに一音一音音を確認しながら弾きましょう。

トップノートを意識することでアドリブで弾くのも楽になりますが、まずは基本形から。

C6

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構成音は、C,E,G,Aです。

Ddim7

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実際は減7度なので、ダブルフラットにするのが正しいですが、そんなことより弾けるほうがモテるのガン無視してOKです… 構成音は、D,F,Ab,Bですね。

では、この二つの構成音を見てみましょう。

C,D,E,F,G,A,Ab,B,C

つまり C6+Ddim7はCメジャー・ビバップ・スケールになるということです ね。

コード2つでメロディをハモることが出来る

え、どういうことと思われますよね。

ゴスペルでメロディをハーモナイズする場合の基本は、3和音もしくは4和音を使って、メロディをトップノートにするように配置するわけです。

だから、キーがCの場合、C,E,G,Aがトップノートの場合C6を使う。

トップノートに合わせて転回形を使います。クローズドポジションで弾くのをまず、マスターしましょう。

Drop2などで弾くと、よりピアノらしくなるんですけど、まずは基本から。

C6の構成音以外の音を、Ddim7でハモるわけですね。

この2つのコードはネイバーコードとか、カップルコードと呼ばれることがありますね。

メロディを弾くときには、このお隣さんコードを配置していけば良いわけです。

実際にはこのお隣さんコードの使い方は、必ずしもダイアトニック・コードの組み合わせではなかったりするんですけど、これはゴスペル・スタディでやります…

実録証言

「彼女に『ネイバーコードって知ってる?カップルコードとも言うんだよ』って言ったら、『え…私たちのこと…?』って勘違いされて付き合うことになりました。
C6とDdim7の関係を説明しようとしたら『もういい、いつも一緒ってことでしょ…?』って上目遣いで言われて、抱きつかれました」(神戸、神戸牛霜降り密度測定員、32歳)

おいおい、HPSで理論を学ぶと、こんな甘酸っぱい展開があるとは、まだ、メンバーシップに入ってない方は急がねばならないですね…

メジャー・ビバップスケールをハーモナイズ

例のごとく、キーはCで考えます。

C6

トップがルート

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4度音程の組み合わせ。C6=Am7ということも覚えておきたい。

Ddim7

トップが2度

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C6/E

トップが3度

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Fdim7=Abdim7

トップが4度

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C6/A

トップが5度

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Am7ですね。転回形は練習しておくとアドリブにも作曲にも役立ちます…

Ddim7(=Bdim7)

トップがb6

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ディミニッシュはトライトーン2つの組み合わせで、ある音から短3度離れていればいいので、以外に覚えやすいはずです。

C6

トップが6度

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Ddim7

トップが7度

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C6

トップがR

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オクターブ上ですね。

なぜ、機能するのか?

Ddim7=ルートレスのG7(b9)ということです。

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トニックとドミナントを繰り返しているので、メロディの中に推進力があるわけですね。

これ、言われてみれば当たり前なんですけど、意外と教わらない。

これ、実はゴスペルのハモリのロジックと非常に近いです。

メジャー・キーでは、1度のメジャートライアドと2度のマイナーのネイバーコードではハモる手法があります。つまり、 トニックとサブドミナントを繰り返す。トニックからトニック以外のものに行って戻るという機能では同じということです。

これは、次回にやりましょうかねえ。

色々手法を組み合わせてますけど、慣れると即興でこういうのが弾けるようになります。

ネイバーコードでハモってからダイアトニックコードに戻るように色々パッシングコード加えて弾いてるだけです。

こういうの慣れたら一晩中でも弾けますよ…コツはモテるという強い気持ちを持つことでしょうか…

鍵盤では死ぬほど弾いたけど、パッドでは使える音域考えながらインプロしてるので、荒いプレイで申し訳ないですが、雰囲気はわかっていただけるかと。

ピアノ的に響くようにDrop2ボイシングもパッドだったらそれほどむずかしくないのもわかるんではないでしょうか。

このあたりを覚えていると、なかなか応用が効くんですよ。フフフ…

というか、ディミニッシュとのネイバーコードの組み合わせを研究するといろいろ見えてくるのがありますね。

この本は示唆に富んでましたね。より深く学習したい方にはこちらもオススメです。

実録証言:流出した某ジャズバーママの独白

「コード100個覚えてきました!って自慢する人、多いのよね。でも正直、興味ないわ…」

「それよりも、C6とDdim7だけでメロディをハモってくる人の方が、ずっと魅力的。『たった二つのコードで、こんなに気持ちよくなっちゃうの…?』って。体が熱くなるわね…」

「ネイバーコードで挟まれると…ゾクゾクしちゃうのよね…。この前、ビバップ・メジャーを使いこなしてる若い子が来たの。即興で私の鼻歌にハモってきて…

『ねえ、閉店後も…私のこと、トニックとドミナントで何度も…何度も解決して…?』って言っちゃった。あらゆる転回形でハモってくれて…凄いテクニシャンだったわ…。旦那には内緒よ…」

まとめ

ビバップ・メジャー・スケール、結局はC6とDdim7の組み合わせでした。

二つのコードでスケールが作れて、そのままハーモナイズにも使える。覚えることが少ないのは正義です…

おじさん、覚えるのが大変ですけど、「俺はシンプルに聞こえるままに弾いているだけさ…」などとその場でハーモナイズしたらどうでしょう…

か、カッコ良すぎる。私なら失神しますね…

未婚は初婚に。初婚はバツ1に。バツ1はバツ2くらいのモテ台詞だと断言します。バツ2の叡智がそう言っている…

ゴスペルのハモリのロジックとも繋がっているので、次回は6音スケールと絡めてお話しますね。

ハードコア派の皆さんにご連絡

前回の新田さんの記事で書いたんですけど、メルマガや、オンラインセミナー的なものをやろうと思っています。

Discordではすぐ連絡できるんですけれど、それ以外は連絡がnoteの場合はとれないので、「Discordはちょっとなあ…」という方はこちらにご連絡ください。

urinami.hps@gmail.com

まだまだ繁忙期で予定が読めないところがあるんですけれど、分かり次第、ご連絡差し上げますので。

メールでの質問ももちろん大歓迎です。

レッスンもレッスン可能日程以外もご相談いただければ、土日なども調整いたしますので、お気軽に。

プロジェクトファイルなど

練習用にお使いください。

C6とDdim7の転回形、実際に音を出して確認したい方のために、Abletonプロジェクトファイルをつけておきます。

疲れて何を練習したらわからんという時にも、とりあえず触ってみてください。コード進行は別物ですが、メロディをハーモナイズするものはそのままでワークすることがわかるはず。

ベースはTrillianでやっています。シーンにそれぞれビバップ・メジャーのコードトーンからスタートするパターンが入れてありますので、耳で効果を覚えると楽になるはずです…