パッド夏期講習 4度のUSTを使ってテンションを簡単に弾こう|うりなみ
ハードコア派の皆さん、こんにちは。
パッド夏期講習と題して、ひとつのテーマで講義、グループレッスンをやっています。無料です。
今回のテーマは、アッパー・ストラクチャー・トライアドと4度堆積を使います。
シェル・ボイシングに、トライアドを載せてテンションコードを簡単に弾けるUSTは、難しそうに聞こえますが、むしろパッドでは基本の技術になります。
パッドが視覚的な楽器だということが分かっていただけると思います。
動画
メジャー、ドミナント、マイナー、ハーフディミニッシュの上で、どの位置から形を置くとテンションとして見えるのかを確認しながらやりました。
64Pad Explorerでは1.60系でUSTの表示が大幅に強化されました。こちらもお手元に立ち上げて頂くと理解も深まりやすいと思います…

PUSHでもリアルタイムで表示されます。USTの度数も表示されるのがポイントですね。Q1、Q2などはRから4度堆積をどう詰むかです。一般的には使われませんが、パッドでハーモニーを覚える時には4度を基準にすると格段に覚えやすくなります。
USTの4度堆積ではパッドでは基本となる
USTは、メジャー・トライアドとマイナー・トライアドの組み合わせで説明されることが多いのですが、私は4度を、メジャー・トライアド、マイナー・トライアドの3つの組み合わせで整理しています。
なぜか。
4度堆積は、sus2,sus4を作れるのと同時に、一つだけ半音を変形すると、メジャー、マイナーのトライアドも作れるからです。
四度堆積(基本形)

シェルボイシングと組み合わせるので、左右どちらでも、4度堆積が弾けるとボイシングの幅は広がります。
転回します。

Cからの4度堆積は転回すると、Fsus4になります。
更に転回します。

Bbsus2になります。
トップを半音下げます。

Fメジャーの第2転回形
ボトムを半音あげます。

Bbマイナーの第1転回形です。
また、ナチュラル・テンションを押さえやすいことから、オルタードに変形するのも容易です。

ブルースに使いやすいですね。

4度堆積を半音ずらしました。PUSHにQb6とありますね。コードのb6から4度堆積を積めばいいということです。
USTで4度堆積というのはジャズ理論やハーモニー的には難しそうに見えるわけですけど、パッドはこれが基本ということです。
応用範囲はそれこそ無限にあるんですけど、今回は触りから。
パッドは、4度、5度、トライトーンで基本の4和音を作れたわけですけど、 更に進んで、USTを組み合わせれば、瞬間的にスケールは作れるし、ボイシングは自由にできるというところに到達します。
ドミナント系スケールは覚えなくて良い。作りましょう。|うりなみ2026/01/04、急遽行ったドミナントスケール特集です。ちょっと時間が出来たからね… 三井田君、Watchanさん、ササキさんに参加していただきました。 ジャズ・スタディなどで扱う内容ですが、知っておくとドミナント・スケールやオルタードテンションを楽に覚えられると思います。覚えるというか、作ることが出来るようになります。 コード・スケール理論のざっくりとした復習から、ミクソリディアン、フリジアン・ドミナント、コンディミ、オルタード、リディアン・ドミンナントなどをコードと結びつけ自由にスケールを作る方法など、パッドならではの方法論で説明しました。 パッドでまずスケールではなくpad-sensei.com
StevieやHerbieなんかのボイシング、完コピするとアボイドだらけ、モード文脈でも意味不明みたいなのたくさんあるんですけど、パッドだと形で解析出来ますよ。
理論が形をもって立ち現れる。
形で分析できるようになると、分かってくると思います。インプロもボイスリーディングも図形を変形するだけです。究極的には。
物凄いこと話してるんですけどね。頭大丈夫とか思われちゃいそうですね…
多分、理解されるの私が死んでからじゃないかなあと、最近は世をはかなんでます…
パッド以外でドミナントのテンションを聞き分けられない、弾けなくて悩んでいるあなた。パッドなら出来ます…
64Pad ExplorerしかこういうUST分解機能はないですよ。
一家に一つ、友人や家族のプレゼントにもどうでしょう。「こんな素敵なアプリがあったなんて…」
AIに聞けば答えが出てくる時代に、考える力をつけるためのアプリを選んでくるあなたに気になる人もメロメロなのは必定ですよ・・・
00:00 USTと4度堆積を、パッド上の形として見る
アッパーストラクチャートライアドは、シェルや4和音の上に別のトライアドを乗せてテンションを作る考え方だと説明しています。
通常のUSTではメジャー/マイナーのトライアドが中心ですが、4度から説明してます。
64Pad Explorer上では4度堆積のUSTで分析できます。
01:38 テンションは「2度・4度・6度」から見える
テンションを理論名で覚えるより、パッド上の位置で見たら極めてシンプルです。パッドではUSTは基本になるということが分かると思います。
2度から弾くと9th、6度から弾くと9th/13thが作れることを、メジャー、マイナー、ドミナントで確認しています。
マイナーの13thやドリアン的な響きにも触れつつ、「2と6を覚えると使いやすい」という実用的な整理にしています。このあたりはパッドのメリットですよねえ。
08:21 1625の中で4度堆積を動かす
覚えた位置を1625の進行に適用する例を説明しています。
4度堆積をどこで弾くかだけでも響きが変わること、5度から積むと11thを作ることが出来ます。
メジャー系で11thをそのまま使うとアヴォイドになる。だから、シャープ11thを使ったリディアンのボイシングにも触れています。パッドならではボイシングを実感できるかと。
14:41 ハーフディミニッシュとSus4/Sus2への変換
ハーフディミニッシュでは4度堆積の使いどころが限定される、という整理。
ただし、4度堆積をSus4/Sus2へ変換して見ると、別のボイシングの可能性が見えてきます。
ここで「4度堆積そのもの」ではなく、形を展開して別の見え方に変える話へ移っています。ちょっと応用ですね。
20:15 4度堆積を様々な形で使ってみる。
HPSの応用編、ジャズ・スタディの内容を先取りしています。
4度堆積をいろいろ試すことで、コピーしにくいボイシングや、上声のトライアドの動きが見えるようになります。
こういうの、鍵盤だと難しいと思うんですけど、パッドなら簡単です。鍵盤弾ける人もパッドやると発見あると思います。
1625の中で、上だけトライアドとしてつないだり、共通音を使ってボイスリーディングしたりする実演が続きます。テンション名よりも「形」として捉えたほうが理解しやすい。
31:31 確認
三井田くん、goryugoさんに、4度堆積として見えているか、Sus4/Sus2として見えているかを確認するパート。
「知っている/聞いたことがある」と「弾くときに形として見える」は違う、ただ、視覚的に意識出来ると、格段に応用しやすくなります。
34:29 メジャー/ドミナントで覚える位置のおさらい
メジャーでは全音上、2度、6度、メジャー7th系では3・6・1のように、まず覚える位置を確認しています。64Pad Explorer上に表示されるテンションを見ながら、「ここを弾くと何のテンションになるか」を覚えると応用しやすい。
38:08 マイナーでの使い方と本編の締め
マイナーの場合は、まず2度から見ること、5度や6度も使えることを整理しています。
ジャズファンク的な9th/13th、Sus4的な動き、ハーフディミニッシュでの限定的な使い方に触れています。
連絡
kompeitouさん、ちょっと今週のレッスンなんですけど、介護の都合で実家に戻る必要がでてきたので、リスケさせてください…申し訳ないです…
普段、Discord使われてないようなので、こちらでも連絡しておきます…
