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Chordcat日記 最終日 Scaler3との比較|うりなみ

Chordcat日記 最終日 Scaler3との比較

いよいよChordcat日記、最終日です。最終日の本日は、Scaler3とChordcatの比較をしていきます。違いが気になっている方も多いでしょうし。

コード進行作成支援ソフトとして、Chordcatと競合する製品なわけですけれど、かなり個性は違います。共通するところももちろんありますけど。

ソフトとハードという違いもありますが、コンセプトがかなり違います。

結論から言うと、気軽に良い感じのコード進行を作りたいならChordcatのほうが満足いくのではないかと思います。

PCベースで、コード進行をいろいろ実験してみたい場合はScaler3ではないかと感じました。

メロディからコードを付けたいというような人にはScaler3です。ただ、クロマチックアプローチなどをしたメロディなどの場合、スケール判定が正確というわけではない。完全ではないということですね。

使いこなすには、ある程度音楽理論を知らないと難しいと思います。

そのことについてもあまり語られてないと思いますので、触れておきます。とにかく高機能です…

ただ、どちらのツールでも出来ないことがあります。

ドミナントモーション、リレイテッド25、セカンダリードミナント、パッシングディミニッシュなどを使っていこうとするなら、演奏する方が自由度が高いなと思いました。

そのあたりも含めて比較していきます。

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ソフトとハードである

当たり前なんですけど、同じようなワークフローであっても、ソフトとハードではかなり使用感は変わります。

hip-hop的なものやハード中心で制作されてる方にとってはハードであるか、ソフトであるかは大きいと思います。

気に入った音源と接続して、タッチキーで音を鳴らす。こういったことはChordcatの方が簡単です。接続方法が多く用意されていますしね。

既にPCを中心としたシステムで、ハードを繋いでいるのであれば、Scaler3も同じような運用は可能なんですが、手軽さはやっぱり違います。Chordcat,
MIDI接続すればよいわけですしね。

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ジャンルごと、ダイアトニックコード、自分で選択したコードから白鍵にアサイン出来る。

キーボードにコード進行をバインドするようなことはScaler3でも可能です。

MPCやMaschineのChordset的に叩いて作ることは可能です。

なんですけど、PCありきのものですから。

DAWを立ち上げて、そこからルーティングして、音を出す。また、オーディオにして録音すると考えた時に、知識がないと面倒くさい…となるかもしれません。

PCベースだけで完結するんや!そういう方はScaler3の方が圧倒的に手軽とだと思います。

あと、いろいろ実験してみたい人はソフトのScalerはやりやすいですね。

ブラウズでジャンルのコード進行を立ち上げて、Createでボイシングや転調を考える。

Arrangeで各トラックごとを作ってみる。アイデア出しから、ある程度の形までScaler3で出来る。

え、じゃあ、Scaler3が良いのかと言われると、ケース・バイ・ケースといわざるを得ないです。

おもに、Chordcat日記では、あまり情報がないPC接続を前提にして記事を書いてきたんですが、スタンドアローンのグルーブボックスということはかなり強みがあると思います。

Scaler3はドラム音源がないんですね。

別にDAWと同期させればいいだけなんですけど、さっと触ってドラムを打ち込んで、コード進行だけ作ってみようというのなら、Chordcatは圧倒的に手軽です。

アイデアを逃さない。このサイズだとどこにでも持っていけますしね。そういう強みはChordcatは大きいです。

アルペジエイターというか、フレーズ作成などはScaler3のほうがいろんなことが出来ます。コードセットなどはソフトウェアのScaler3の方が圧倒的に多い。

なんですけど、選択肢が多いことが必ずしも制作に良いかというとそういうわけでもないですよね。

Chordcatはシンプルです。コードの変化はアルペジエイターやエフェクトでつけてねと。全く迷わないと思います。

ChordcatはMIDIノートそのものをいじるわけではないですからね。

直感的に作りたいならChordcat,いろいろじっくり作りたいならScaler3なのかなと思いました。まんま、ソフトとハードの違いですね。

提案機能がかなり違う

これはかなり違うんですけど、おそらく検証する人はあんまりいないと思うので、書いておきます。

結論から言うと、Scalerは手堅いこともかなり出来る。

Cm7の後にScaler3が提案したコードです。Tonalで使うと、スケール外のコードも選択可能になります。

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perscaleは、スケール内からのコードが選択される。厳密な定義のダイアトニックコードだけではなく、sus2なども表示される

ダイアトニック系と、モーダル・インターチェンジ系(借用和音)、より色彩的なハーモニーの3つでおそらくアルゴリズムは作られてるんじゃないでしょうか。

キーをCmのトニックと考えているんだと思います。スケールの検知から考えると。比較的単純なロジックだと思います。

メジャー・キーのサブドミナント始まりの曲なんかはLydianモードで解釈してますからね…

濃い水色がスケール内の音。

サブドミナント系のFm7,Abmaj,Abmaj7なんかもありますしね。

ちょっと面白いなと思ったのがF7があるところ。

ドリアンの典型的な進行を提案してるんでしょうね。

Bbm7なんかは、おそらく、Bbドリアンにモーダル・インターチェンジも考慮した選択肢ではないでしょうか。

ダンスミュージックだと全音、半音上下に同系統のモードでモーダルインターチェンジするのは普通ですから。

そのほかにもsusコードを提案したりと、Scalerも調性音楽的ではない提案も出来ると言うことです。個人的にはポイント高いなと思いました。

ただ、 Chordcatは単体のボイシングが圧倒的にお洒落と感じるんではないでしょうか。

提案がモーダルインターチェンジをもとにしたものが多い。

たとえば、Chordcatだと、Cm7の次に一発目に提案してくるのが、Gm7(9)ですからね。モード前提なんですよね。

調性音楽として考えていたら出てこない。ドリアンモードでモーダルインターチェンジしてるんだと考えてるんではないでしょうか。

そして、Chordcatの提案の最大の特徴は、 ボイス・リーディングを考慮した提案なんですよね。

ここが根本的に違うんだなと。 攻めています。

ボイスリーディングというのは、それぞれのコードのつながりを考えるということですね。

Scaler3は既に選択したコードのボイス・リーディングを変更することが出来ますけど、ボイスリーディングを前提にした提案ではない。 ここが最大の違いですかね…

Scalerは理詰めで、調性音楽の外に出るような仕組みも持っている。

Chromatic Mediantはダイアトニック外に出るためのシステムな訳ですし、ネオ・リーマン理論もそうですよね。

勉強しなくてもChordcatは使える、Scalerはちょっと勉強は必要。どういう効果を得られるかは知らないと使いこなすのが難しい面がある。

調性音楽的なものを作りたいならScalerの方が簡単。調性音楽を作りたい人の方がおそらくは多いはずです。

でもコード単体の美しさやモーダルなものを理論を考えずに作れるのがChordcatといえるんではないでしょうか。

好みであって、優劣付けるようなもんじゃないと私は考えます。

まとめ

それぞれに個性があることがわかったのではないでしょうか。

気軽に良い感じのコード進行を作りたいならChordcat、PCベースでいろいろ実験したいならScaler3という感じですかね。メロディにコードを付けたい場合も。

ただ、どちらも万能ではないんですよね。
個人的にはどっちも使っても良いと思います。

調性音楽的なものを作りたい。そういう人はScaler3の方がダイアトニックコードが選べるわけですから、手間はかからない。

そんなみなさんに、耳寄りな話があります…

ドミナントモーション、リレイテッド25、セカンダリードミナント、パッシングディミニッシュといったコード進行は、パッドで直接演奏する方が圧倒的に自由度が高い。

譜面が読めなくても大丈夫。手形がわかれば全部弾けるわけですしね。
なんと1500円でハードコア・パッドスタイルの全記事が読めて、そこにしかない記事もあるうえに、小粋なリックを覚えられるLick of The Dayという記事まであります…

お得過ぎますね…

この物価高では、おじさんの癒やしのスーパー銭湯でも一食食べてビール飲んだら、1,500円は超えてしまいます。

そして、疲れはまた、いつか溜まる。手元に残らない…

でも、どうでしょう。

テイスティなコードやファンキーなフレーズを弾いたら。

確実にあなたの中のモテ要素が蓄積すると言えましょう。

はっきり見えますね。モテまくりの未来が。変わるなら今。

皆さんの勇気を激推ししますよ。
家族団欒、遠くに住んでいる、ご高齢のご両親なんかにも喜ばれそうですよね…

私も、皆さんも、周りの人も嬉しい。巡り巡って社会にも良い。まさに三方よし。パッドが繋ぐ人の絆。素敵ですよね…

また、メンバーシップではDiscordもあります。

バツ2の私が責任を持って、良い弁護士の選び方、離婚から立ち直る方法、フィンガリングから、晩ご飯の献立まで、懇切丁寧にアドバイスします…

とパッドを唐突にゴリ押しにしておきます…

話を戻すとChordcatやScaler3で大まかなコード進行を作って、細かい部分はパッドで補完する。

こういう使い分けが実用的なんじゃないかと思います。鍵盤を弾けない人でもパッドなら手形でわかるわけですからね。

一つにこだわらず、道具を色々と使い分けるのも楽しいですよ。

自分に適した道具を選んで、足りない部分は別のアプローチで補う。

Chordcat、とにかくコード支援系グルーブボックスという他にないジャンルです。正直触ってみるまでこんなに攻めたものだとは思いませんでした。

可能性を感じます。個人的には機能和声的なものばりばりやった人がマンネリ脱却に使ったり、コードのボイシングから着想を得るのに使うのは良いんじゃないかなあ。

Chordcat,楽しいですよ!

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