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ハードコア・パッドスタイル第6回 ディミニッシュを弾けるようにしよう|うりなみ

ハードコア派のみなさん、おはようございます。

パッド沼へようこそ…

終わったと思っていたでしょう…

記事が一人にでも売れる限り、noteは続けます。パッドを求める声がある限り、私は何度でも現れるでしょう…

え、悪霊では?そんな事言わんといて…

ハードコア・パッドスタイルは非ハードコア派のみなさんも大歓迎しております。

ハードコアは一日にしてならず。ハードコア派への道を踏み出すのもいい選択ですよ。新年度も近いですし、心機一転することをオススメします…
フフフ…

新生活でこんなメカを華麗にプレイできたらモテにモテる。バツ2の私が太鼓判を押します…

冗談はともかく、少ない時間でも上達出来るのがパッドですので、新たなパッドプレイヤーが増えるのは大歓迎です。音楽を日常の一部に出来る楽器だと私は思っています。

ハードコアパッドスタイルそのものは、コード編基礎編まで書き終えたら、一旦終了してそれからスケール編やブルース編に行こうかと思っています。

「え、うりなみさん、ブルースの一部をめっちゃ取り上げてるのに、ブルースはまた別にやるの?」

だ、だって基礎だから…

基礎なのは間違いないんですけど、特に、ジャズ、ソウル、ゴスペル、R&Bなどではこういうイディオム的なコード進行を覚えている必要があります。

知らないとコピーも難しい。こういうジャンルでは特徴的な転回形のつなぎ方などもロジックが分かれば格段にコピーしやすくなるはずです。

今回はディミニッシュについて多く扱います。ドミナント7thとディミニッシュは深い関わりがあるセカンダリー・ドミナントについても解説します。

作曲、アレンジにも役立つと思います。セカンダリー・ドミナント、ディミニッシュに関しては様々な技法もありますが、今回は基本だけ。深掘りはいずれします。

まあ、それまでこのnoteが購入されていればですけれど…

さ、では今回も楽しんでマスターしていきましょう。今回のディミッシュは技術的に今までで一番レベルが高い内容となります。

一回で全部マスターしようとしなくても大丈夫。

ただね、これマスターするとめちゃくちゃ世界が広がります。ブルースやジャズの曲を弾いているんだという感覚を味わえると思います。楽しいですよ…

ゴスペルらしさ、ジャズらしさ、ブルースらしさをいかにディミニッシュが担っているかわかると思いますよ。

今回は今まで以上にプロジェクトファイルに力を入れています。
練習課題をこなしたら、伴奏で即興するというのがどういう意味かを感じて頂けるかと。

この先、新しいハードコア・パッドスタイルの記事をやってもこの記事に度々戻ってもいいです。何度もこちらの記事に今後戻ります。

第3回でやってきたことが、第6回でつながるところがあるのも分かるはず。

音楽、面白いもので、学んでからまた今までのところに戻ると様々な発見があります。本当にね。一生学べるものがあるのは嬉しいことです。

今後、ディミニッシュの技法は様々やるんですが、この考え方は先々までつかいますからね。慌てず、じっくり楽しんでくださいね。

ハードコア・パッドスタイルが全記事読めることに加えて、そちらでしか読めない記事、動画、プロジェクトファイルがあります。

ドミナント・モーション

今回、無料部分の動画も分割します。動画のほうが情報量は多めです。

文字だけでイメージしにくいという方は、動画を御覧頂いてから、記事をご覧になるとつながりやすいと思います。

ちょっとドミナント・モーションについても復習してみましょうね。大事なところは何度でも戻ります。

ドミナント・モーションとは Ⅴ7からトニックに動く動きです
ちょっと混乱しやすいのは、トニックの機能があればImaj7だけでなくて、Im7に解決する動きもドミナント・モーションといます。

ドミナントは不安定なサウンドを持っていると言われます。 トライトーンが不協和だからです ね。

これがCmaj7に解決する場合、Cmaj7のCとEに半音で解決しようとする動きがあるわけです。

そして、 ベースが完全4度上(5度下)に動く動きは凄く強いんです。 ベースの動きをルート・モーションと言うんですけど、この非常に強い動きが2つあるからですね。

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4度上に動く動きは強い。逆に5度上に上がっていくような曲は少ない。Jimi Hendrixのカバーで有名なHey Joeくらいしか思いつかない。みんな大好き3625なんかはルートモーション的にも強いってことですね…

ブルースの場合はドミナント・モーションが起こってないドミナント7thからサブドミナントの7thという動きがあるというなかなかすごいことになっています。

キーCで考えるとG7-F7のところですね。G7,Gb7,F7という動きはたくさん練習しましたね。

F7に行くドミナントモーションを起こそうとしたらC7が必要。そして、思い出してください。C7の裏コードはGb7(F#7)です。

クロマチックで動く形をやりましたね。C7が隠れているとも言える。こうも考えられる。

ただ、ブルースやゴスペルは西洋音楽の枠内で全部説明できるわけではないです。これは今までもずっと話してきましけれど、今後も強調します。

ブルース・スケールと、西洋音楽理論からなるコードの2つのせめぎあいであるように思います。2つのレイヤーがあるんだろうと個人的には思っています。

調性音楽の枠組みでは説明は完全に出来ないんです。

先に裏コードから説明したのは、理論を話す順番としてはかなり特殊なんですけど、ブルースの場合はこちらのほうが理解しやすい。

だって、調性音楽の最も強力なドミナントの機能がⅠ7があることで崩壊しているわけですからね。

でも、まあ、ブラック・ミュージックが面白いところは使えるところは使いまくるということですね。

ドミナントの4度上(5度下)に行く力を何でもかんでも複雑化していくわけです。

このあたりはコピーする前にざっと知っておいたほうが楽なはずです。これかも?と考えられたらコピーも楽になりますからね。

裏コードについては前回第5回でも解説しています。パッドだと極めてわかりやすいです…

5度圏学習用サイトを作りました。ご活用ください…

ちゃんとサブドミナントマイナーの代理なども表示されるようになっています。

ディミニッシュ7

こちらも動画を御覧頂いてから記事見たほうがわかりやすいとと思います。パッドは極めてわかりやすい。

dimはdim7と書かれます。dim7も今までの基本的な4和音の考え方で作れます。

基本的な4和音は、4度、5度、トライトーンで作られたんでしたね。覚えていますか?

え、知らない…?おかしいですね…そういう方はブラウザバックして今すぐ購入しましょう…

dim7は短3度が積み重なって出来たコード です。

Cdim7で考えてみましょうか。そうするとC,Eb,Gb,Bbb(A)です。え、フラットが2つなんで付くのと絶望されるかもしれません。

大丈夫ですよ…

dimの定義と関わるからですね。GbからみてAで書くと増2度に見えちゃうからですね。インターバルとしては同じですけど。

なので、短3度と譜面上で整合性を持たせるために、Bbb(ダブル・フラット)で表記されるということですね。dim7の7は減7度という意味なんです。

ま、こんなこと弾ければいいハードコア派の我々には関係ありません(暴論)。

dim7と言われるものの7thが6度と同じだよと理解してもらえれば良いです。
あとは忘れていいです…

まあ、譜面だと読みにくいから読みやすいようにBbbではなくてAで書くことはある。というかそっちのほうが普通だと思いますね。

ですので、ハードコアパッドスタイルでは減7度を長6度として扱います。理論警察など知らんと言うスタンスでいきますよ…

今までと同じ分析をするとトライトーン2つからの組み合わせになっています。R+b5とm3+6です。

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そしてトライトーンは転回しても同じトライトーンでしたね。 Cdim7です。

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動画ではインターバルの転回についても話しています。

dim7は3種類しかない

どういうことか。それはディミニッシュコードはトライトーンは2つから成り立っているわけです。 トライトーンは転回しても音程関係は変わらない わけですね。見ていきましょう。

転回して見ます。短3度ずつ重ねた4和音がdim7でしたね。

トライトーンは転回しても音程は変わらないわけですね。だからdim7であることは変わらない。おおう…

これはEbdim7であると同時にCdim7とも言えますね。構成音は同じです。

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では、さらに転回してみますね。

トライトーンは転回しても音は変わりません。くどいけれど繰り返しますね。

Gbdim7ですが、Cdim7ともEbdim7とも同じです。

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更に転回してみますよ。

トライトーンは転回しても音は変わりません。

Adim7ですが、Gbdim7,Ebdim7,Cdim7と同じと言えま すね。構成音は同じわけですしね。だから、3種類しかないわけですね。C系統、C#系統、D系統の3つという。

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整理してみましょう。

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忘れたら弾けばええだけです。一応まとめただけです。

書いてあるだけで別に覚える必要はゼロ。ハードコア派としてはサッと弾けるほうが重要度は高いです。

5度圏で考えるとこうなりますね。

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一般的には12音でディミニッシュの分割を説明することが多いんですけど、5度圏でも把握しておくといろいろ遊べます。5度圏を三分割してますよね。 ジャズ編で出来たら詳しくやります。ディミニッシュ7のクリエティブな使い方は、ゴスペルとボッサに多いと思います。今回は深入りしません…いずれ色々やりましょう。

パッシング・ディミニッシュ

動画を先にご覧いただいた方が、イメージが掴みやすいと思います。

ディミニッシュの性質を理解したところで、ディミッシュの主要な使い方であるパッシング・ディミニッシュを覚えましょう。

パッシング・ディミニッシュはルートが全音の関係にあるような時に挿入されるような進行ですね。

こういうやつですね。F#dim7のところだけがちょっと特殊ですけど、ベースラインをスムーズに繋いでいるのがわかると思います。

Cmaj7-C#dim7-Dm7-D#dim7-Em7-F#dim7-C/G

Cmaj7

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C#dim7

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ドミナント7の基本フォームのルートが半音あがったと考えてもいい 。覚えやすいように自分なりに理屈をつけましょう。

Dm7

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基本形。dim7とのつながりを考えるとこちらの方が演奏しやすいですね。

D#dim7

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ディミニッシュはクロスの原則が徹底してないと高速に弾くのは難しいので、ゆっくり正確なフォームを覚えたいですね。

Em7

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F#dim7

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C/G

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転回形。アンサンブルで弾く時にはダブリングは避けてもいい。

初めて見る表記で驚かれたかもしれません。分数コードというやつですね。

コードとしてはCなのですが、第二転回形になってますね。
ベースラインをスムーズに繋げるためにこういう形になっている訳です。

分数コードには2種類あるので、その辺りも興味があればこちらをご覧ください…

ボサ・ノヴァなんかにはパッシング・ディミニッシュの使用例が特に多いので耳にされた方は多いかもしれませんね。

あとは古いジャズが好きな人。Art Tatumなんかの古い録音だと多用していますね。

かなりコードチェンジが忙しくて驚かれたかもしれないですけれど、コードチェンジのスピードが圧倒的に速かったのはビバップ時代です。

昔に比べるとディミニッシュの使用例は減っていると思います。

なんですけど、ブラック・ミュージックでは別で、即興的に伴奏するという文化があります。

近年のR&Bはハーモニー的には以前よりもずっとゴスペルの影響が出ているように思います。

で、このパッシングコードはそれぞれのプレイヤーが任意で使ったりするので、覚えて瞬間的に弾ける必要があります。なので、しっかり時間を掛けて覚えてください。

頻度しては上行で用いられる例が多いです。

それに比べると少ないですけど、下降でも使う例がありますね。動画でサンプルとして少し弾いたものはこうやって弾いてます。

Cmaj7-Em7-Ebdim7-Dm7-Am7-Abdim7-C/G

Cmaj7

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五度を省略したフォーム。173の基本系 左手で弾いているのは次のEm7を弾くのに右手だと移動が多いから。右手で弾いて、左手側にルートがあるEm7を弾くと、次のEbdim7が演奏しにくくなるため。ポジションの選択は演奏技術です…

Em7

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こちらも173ボイシング。こちらは右手で弾いているのは、次のdim7を弾きやすくするため。

Ebdim7

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マイナー三度がトップに配置されたボイシング。トップノートをスムーズに繋げるためにもよく使われる。 戦前ジャズなどでは十度音程を使って繋げることも多い。よく使われるボイシング例。また、b5はしばしば省略されるがdim7としても機能するので、速度的に厳しい場合は省略してもいい。

Dm7

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dim7から接続するのは右手だと厳しいので、左手で。

Am7

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速度的に厳しいのならAm7の第3転回形で繋ぐのも可能。ギターなどではベースを繋ぐ関係でこちらの方が頻度は高いか。

Abdim7

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C/G

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ベースラインがスムーズに繋がったのはわかるだろうか。下降系のパッシングディミニッシュはターンアラウンドで使うこともある。

ディミニッシュについては、また特集でやりますので、涙を飲んで基本的なところだけにします。

これだけ書き倒しててまだあるのと驚かれるかもしれないんですけど、あるんです…

動画でもちょっと触れたオグジュアリー・ディミニッシュやブルースのフレーズとしてのディミニッシュなどについて書いていたらとんでもない分量になりますからね。

でもね、本当に面白いんですよ。

半音でベースがつながっている場合、ディミニッシュの可能性を疑うだけでもコピーしやすくなりますし、比較的に認識しやすいコードだと思いますので、しっかり時間を掛けてマスターされてください。

ディミニッシュを視覚的・聴覚的に把握することは極めて重要です。パッドはね。それがすごくやりやすいんです。

生楽器のレッスンだと、ノン・キーボーディストはギター以外だとなかなかディミニッシュはマスターしにくい。

サブ楽器として鍵盤される人だと苦労されている方が多かったんですけど、パッドは数段に楽ですから。

ハードコア・パッドスタイルではどんなものでもパッドで弾き倒すことを目標にしています。

適用範囲が極めて広いディミニッシュはパッドで弾きやすくもあるんですね。

ディミニッシュを使ってできることを書いておきます。これらをやる時に、まずディミニッシュを覚えてないとさっと使いこなせない。

このようなことができます。

  • ノンコードトーンを含むメロディのハーモナイズ
  • ストリングスアレンジ
  • ホーンアレンジ
  • コードソロ

また、ソロにも活用できます。

まずは曲の中で弾いて徹底的に覚えましょう。ディミニッシュとハーフディミニッシュはアドリブのところでも扱いますのでしっかり記憶したいですね。

本編ではちょっとレベルが高過ぎるような内容も、メンバーシップではやっています。トニック・ディミニッシュはブルースが多いですけど、古いソウルやゴスペルでも使われる事がありますね。

セカンダリー・ドミナント

セカンダリー・ドミナントの例を実演しながら説明していますので、動画をご覧になってからのほうがわかりやすいと思います。

同時に特にゴスペルなどで使われるセカンダリー・ドミナントについて考えましょう。

普通の曲にももちろん使いますけれどもね。

エモい感じがするといえばいいんでしょうか。おじさんなのでエモいの使い方が正しいかあれなんですけれど…

キーがCの場合G7から5度下(4度上)のトニックCmaj7に解決するのはドミナント・モーションといいました。

で、4度上に行く動きが強いんなら、いろいろ使おうぜということですね。

セカンダリー・ドミナントとは

定義はこうなります。

  • ダイアトニック・スケール上にルートがあり
  • 完全5度下(4度上)のダイアトニックコードに解決する

ダイアトニック・コードはこういうものでした。キーCmajの例です。

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cメジャースケール内の音が三度ずつ積み重ねられている。

C7-Fmaj7
D7-G7
E7-Am7
A7-Dm7
B7-Em7

Ⅰ Ⅱm7 Ⅲm7 Ⅵm7 Ⅶm7(b5)をドミナント7thにすればセカンダリー・ドミナントになるということです。

G7はそもそものドミナントだから除外。F7だと4度上はBbになってしまうので、定義と異なってしまうわけですね。

ただ、F7を使わないというわけではないですからね。

え、こんなの無理というハードコア派の皆さん、大丈夫です。曲を弾いて覚えればええんやで…

ブルースやブラックミュージックでは1625を全部ドミナント7thにすると言うをやりましたね。

その中でⅡm7はⅡ7に変わっていましたね。そしてⅤ7に進んでいました。これはセカンダリー・ドミナントですね。

ですので皆さんは実はすでにセカンダリー・ドミナントは演奏しているんですね。

ただ、ブルースはドミナント・モーションだけでは説明できないんです。

I7は4度のメジャー7に行ってるわけじゃないですよね。

そして4度もブルース進行ではⅣ7ですからね。ブルースのⅠ7は別に不安定なわけではない。

トニック7thと言われたりしますね。

でもまあ、トニック7th系統ならミクソリディアンがプライオリー・スケールと説明されるものも多いんですけれど、ブラックの人たちは普通にドリアンモードの音を持ってきたりしますからね。

ブルースの人はそこでブルーススケールも弾きますしね。

ブルースは西洋音楽の枠内で説明するのは完全には無理ということですね。

頭でっかちにならないようにしましょう。そういう言語なんですから、とにかく聞いて、弾けることが大事です。

我々ハードコア派は音楽の包括的理解をパッドで通じてやるわけですからね。(真顔)

西洋音楽と違うロジックもあるということです。オープン・マインドで学び続けたいですね。

セカンダリードミナントを使ってある例として動画取り上げた2つのリンクです。

PJ MORTONはモダン・ゴスペルという感じがしますね。いずれ一曲を深く分析というのはやってみたいですね。三井田くんとのレッスンではしつこくやっていたので。

パッシングディミニッシュの正体はセカンダリードミナント

うりなみさん、ボケた?と言われそうですがボケてはいませんよ。気持ちはわかります…

半音でコードを繋いでいくものがパッシング・ディミニッシュという説明でしたね。

そして、セカンダリー・ドミナントは四度上のダイアトニックコードに侵攻するんでしたね。

では、パッシング・ディミニッシュとして使われる。C#dim7について考えてみましょう。C#dim7からDm7の流れは本当にセカンダリー・ドミナントとなるのかということですね。

C#dim7

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では、これに1音加えてみましょうか。どうなるか。

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A7(b9)となる。dim7をダイアトニックコードとしているスケールは何かというとD Harmonic Minorになる。1960年代以降ならA Alteredで介してインプロする奏者が多いと思うが、それ以前だとHarmonic minorと介しているのが多いと思います。この辺りはスケールやったらやりますけど、コードちゃんとやっていくとスケールは苦労しません…いや、ほんまです…

Aを加えると、A7(b9)になりますね。構成音がほぼ同じ。そして、A7からDmに行くのはセカンダリー・ドミナントです。

そして、Dm7はCメジャーのダイアトニック・コードですね。条件を満たしています。

こんなのは理屈を理解したら覚える必要はありませんよ。

ただ、ドミナント7thとディミニッシュ7は交換可能ということを知っておくと便利かもしれないですね。ソロを弾く時にも有効です。

さ、座学はこんなものです。さあ、では実践を通じて覚えていきましょう。

セカンダリー・ドミナントを理解しやすいです。プロジェクトファイルありです。

パッシングディミニッシュを用いた実際の進行

Ⅰ #Ⅰdim7 Ⅱm7bⅡ7

今回からはテンションを含めたコード進行になっています。

テンションについてはまた説明しますが、ルートから見て、9,11,13番目の音をテンションと呼びます。

個人的にはExtensionと言った方がいい気がしますね。別にメジャー9を聞いて緊張感を感じる人はいないと思うんですよね。

特殊な性癖でもあれば別ですけれど…

bⅡ7を別に#Ⅰ7と書いてもよかったのですが、これはⅤ7の裏コードですね。前回やったものを思い出してもらいたいために書いてあります。

ディミニッシュはクロスの原則を考えるとなかなかフィンガリングが難しいです…

技術的にはかなりの練習が必要とされます。

また、ディミニッシュが多用されるボサノヴァなどは、テンションノートを含むコードが多いためそもそも弾き慣れていないと対応できません。

今回、コードの連結を集中して練習できるように短い進行にしてあります。

弾き込んで覚えて下さい…

でも、覚えると楽しいんですよ。1度から2度に行くような時にディミニッシュを即興的に挟み込むことも出来るんです。

Cmaj7(9)

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5度を省略したフォーム。テンションが入る場合は特に5度は省略されることが多い。

C#dim7

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Dm7(9)

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C#7(9) Db7(9)  

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I Ⅱm7 #Ⅱdim7 Ⅰ7onⅢ

どんどん実践で覚えていきましょう。

さっきもびっくりするくらい難しかったと思うのですが、今度は手順的にも難しい。
でも、弾けるようになるとこれは本当に楽しいんです。

これは4度に繋げるコード進行の時にどんどん使っていい。

弾き語りの人なんかは特に楽しめると思います。ゴスペル弾いてるという気持ちになるんじゃないでしょうか。
先程の例はパッシングディミニッシュで基本形のコードにつなげていく形でした。

もちろん、ジャズ、ブルース、ゴスペルでもそういう形はあるのですが、特にブラックミュージックの使い方で特徴的なものは転回形で繋いでいくスタイルです。

12小節ブルースの3小節目、8小節ブルースの2小節目などで使われます。

4度に繋げる一連のパッシング・コードとして覚えたほうがいいと思います。Walk Upという人もいますね。コードが登っていくからですね。

ゴスペルでも多用されます。

ジャズでもゴスペル的なものだと即興的に挿入されたりしますね。

もちろん、みなさんも即興的にバンバン入れてください。

セッションの時に他プレイヤーに「俺のルーツはゴスペル…」などとパッドを弾きながらこのウォークアップを噛ましたら皆、度肝を抜かれること間違いないです。

カッコよすぎますね…

即興するためにはとにかく自分の体の中に入れていく必要があります。

いつものごとく、初めはクリックを使わずスムーズに弾けるようになってから始めて下さい。

プロジェクトファイルのBPM、初めはかなり遅くから開始するといいですね。淀みなく弾けるBPMから始めましょう。

60くらいから始めたらいかがでしょうか。

慌てず。ゆっくり正確に弾くことの見返りは莫大です。

10度音程を保つこのフォームだとC7/Eに行くときに動きが今までと逆になるので難しいです。

どうしても難しいようなら、ディミニッシュ以外基本形で弾いても構わない。まずは響きを覚えることといろんなBPMで弾けるほうが大事ですからね。

ディミニッシュは運指がとにかくパッドの場合は忙しいのでしっかり運指を頭に入れてからにしましょう。

楽器の練習はほぼ脳の練習なわけですから、正しい動作をしっかり脳に覚えさせましょう。

良いフォームで弾けたら翌日にはもっとBPM上げて弾けますからね。

動画、プロジェクトファイルではこのくりかえしで弾いています。

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I7|I7 Ⅱm7 Ⅱ#dim7 I7/Eと覚えましょう。いろんなキーで弾けるようにナンバーシステムで覚えられるといいですね。

動画では食っていたり、装飾音の入れ方が違っていますがコードさえあっていれば良いです。

コード譜はでてきているけれど、リズムの読み方はやっていきますので、今は気にしなくてもいいですからね。

このあたりはゴスペル編やブルース編で取り上げられたら取り上げたいですね。

お好きな曲で4度にコードチェンジするものがあったらこのパッシングコードを入れてみるのもいいですね。

バンドでなにか言われたら「ルーツは裏切れないのさ…」と言ったら多分大丈夫。かっこいい…

モテすぎて国際問題になりそうですね…

私の仕事が減ったのはこういう事ばっかり言ってたからですかね…

まあ、いいや。それこそルーツは裏切れませんしね。あれ、全然かっこよくないな…まあ、いいや。

バリエーションとしてC7/EではなくC/E、Em7などもあります。

C7

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ゴスペル・ブルース、ニューオリンズものだと10度のインターバル(Rと3度)を使うことが特に多いのでこの173ボイシングの精度は重要になる。ピアノだと左手で弾けない人も結構いるかも。

Dm7

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次のdim7に接続することを考えると左手の連続になるが右手より弾きやすいとは思う。右手で弾くのが厳しい場合は左手で弾いてみてください。

D#dim7

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速度的にどうしても厳しい場合はb5を省力し、右手で弾けば対応可能になる場合も多い。パッドで弾くのが難しい場合、音楽的に成り立たせている要素を考えて不必要な物を取捨選択するのも技術の一つです…

C7onE

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C7の第一転回形ですね。転回形を指定したい場合に、onやスラッシュで書くわけです。こういうジャンルに慣れているプレイヤーだと、dim7のあとにC7と書いてあっても転回形で弾いてくれるはずです。どうでもいいですが、dimと書いてあってもプレイヤーはdim7の方が多いのでdim7を弾くと思います。コードは人によっても表記がいろいろ違うので慣れて下さい…

F7

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3度を修飾することとディミニッシュからの接続を考えるとこのフィンガリングが弾きやすい。

Fm6

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Fm7にすることもあるが、ゴスペル的なものだとマイナー6のほうが使用頻度は高い。マイナー7からマイナー6にトップノートを動かすのはゴスペルのイディオムの一つでもある。

Ⅳ7-#Ⅳdim-IonⅤ

ジャズ・ブルース、ゴスペルなどの進行でも使われることも多いですね。

ブルース進行の4度が2小節続いているようなところで使われたりすることが多いですね。ゴスペル・ブルース的と言うか8小節のブルースなどでもしばしば使われます。

こういう感じですね。

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3〜5小節目に掛けてがこの進行です。dim7の特徴的なサウンドをおそらくもう聞き取れると思います。

4小節目にdim7を使っている特徴的な曲というと、なんと言ってもAin't Nobody's Businessですね。

色んな人がやってますけど、今回はJimmy Witherspoonのバージョンを紹介します。

歌詞もいろいろバリエーションがあります。だってブルースだからね。その日の気分で変わったりしますよ。

dim7の響きを聞き取れたのではないでしょうか。キーもCなので、あわせてジャムって下さい。

Otis Spanのバージョンも素晴らしいんですけど、ディミニッシュではなくて、サブドミナントマイナーで弾いていたのでこちらを取り上げました。

8小節ブルース、ゴスペル、ジャズだとⅣ #Ⅳdim7をⅣmとするものは結構あるんですね。

最後のターンアラウンドがⅠ #Idim7 Ⅱm7 Ⅴ7と動いてます。そんなに多いターンアラウンドではないけれど、これがI Ⅵ7 Ⅱm7 Ⅴ7のリハモと考えたら、なるほどとなるかもしれません。

他もジャズ的なブルースでは6小節目にdim7を使うことも多いですね。改めて書いておきます。

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スタンダードなブルースにひねりを加えたい場合に6小節目に#Ⅳdimを持ってくることもある。 ディミニッシュを使う場合は更にリハモすることが多い。この位置でディミニッシュが使われることが多いと意識されるとコピーはしやすいかと。9,10小節目はⅡm7,Ⅴ7にしたりもします。

ディミニッシュ7thコードはジャズではdimと表記されることが多いですね。

集中的に練習出来るようにさらに進行を作ってみました。

まずは1つ目。

ターンアラウンドで使える進行ですね。

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リズムが書いてありますけど、これは基本形です。実際には先行したり、遅れたりということはやります。リズムの読み方については別の機会でやりますから、こんなものと思っておいて下さい。

**C7
**

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C7/E

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第一転回形です。

F

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F#dim7

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C/G

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Gaug

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トップもオクターブでダブリングしている。コードのつながりを考えるとこれが弾きやすい。 augはブルース、ゴスペル、ジャズなどのイントロで演奏されることも多い。

では、もう一発。かなりジャズっぽく感じるかもしれません。

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エンディングを引き伸ばしたり、イントロにも使えますね。

Bb7

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Bdim7

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F/C

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D7(b13)

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G7(9)

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Gb7(9)

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F6.9

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F7(9)

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前半の2小節でⅣ、#Ⅳdim7,IonⅤと弾いています。

そこからG7→C7と行きそうなところを裏コードのGb7altを弾いてからトニックに戻り、セカンダリー・ドミナントのF7でBbに戻ります。

セカンダリー・ドミナントの定義的にはBb7じゃなくて、Bbmaj7などに使う場合が適切なんでしょうけど、 ハードコア派の我々には全く関係ありません。

セカンダリー・ドミナントの定義からはこれをセカンダリー・ドミナントとは呼ばないんでしょうけど、普通にやっている人はそう言葉を使っているので、あえて書いています。

ジャズ系の人だともうブルース系の曲だと、I7はあまりにも普通なのでそういう言い方する人もいるということです。

大体、僕ら譜面通りに弾いたら「あいつは杓子定規でスクエアなやつ…」など言われますからね。

まあ、私もオルガンのやつにこんなテンションが指定されたコード渡されたら、無視しますね。だって流れで変わるし…

ポップスなら踏まえて弾きますけど。

まあ、私にポップス弾かせるような人はもはや皆無ですからね。問題ない。

ここ数年だともはやコード譜すら渡されない。それはそれであれですね…

一応コードネームが書いてあるのは皆さんにサウンドを覚えてもらいたいから書いていますけど、新たなイディオムを覚えたらどんどん変えていってください。

未来のブルースやファンク、ゴスペルやソウルやジャズをやるのは皆さんですから。

「え、定義では?」などと考えるより、実際にある音が全てとハードコア派の我々は考えましょう。

大事なのは理論ではなくてサウンド。

日常会話で助詞が省略されて、「文法的におかしい!」と言っても仕方ないですよね?こんなことに目くじら立てるより、会話の内容を重視したいですね。

「俺は理論には縛られない…縛られるのは重力と君への愛だけさ…」こんな事言ったらモテにモテる。カッコよすぎますね…

バツ2の私が保証します。オープンマインドで楽しんで下さい…

では、セカンダリー・ドミナントを含んだ進行も見てみましょう。

セカンダリー・ドミナントを含んだ進行

Take The A Train

Take The A TrainのAセクションでやるコード進行です。D7(9,#11)が特徴的ですね。

A7(#9,b13)と2つともオルタードが入っている進行ですね。こういうテンションをコントロールできるようになってくると楽しくなりますよ。

テンションのボイシングに関しては、またやりますから今は弾いてサウンドを覚えましょう。作り方より実際にあるものを弾いて覚える。

我々ハードコア派は実践を重んじましょう。

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ちなみにAセクションの2回り目では、7,8小節目が、C6.9とGm7 C7(9.13)と弾く人が多いんではないでしょうか。G7(9.13)で6小節目にはG7と表記してありませんが、あえて表記を一定にしていません。コードの書き方は結構人によりますので。今回のボイシングはテンション多めのボイシングではスタンダードなものなので覚えておくと便利かも。

動画とプロジェクトファイルはデータは一致していません。動画の方が難しいですね。

C6.9

左側で押さえてもいいんですけど、BPMが速い時の対応に両手を分散してます。ちなみに左右の鍵盤の分担と同じですね。

9は2度と同じこと。 テンションは−7すれば元の度数と同じです。

ちなみにジャズでCと書いてあってCを弾くことはまずないです。このI6.9はボサ・ノヴァでもよく使われるコードでもあります。

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9、5を左側で演奏する場合もある。

D7(9,#11)

右手で137ボイシング。左手で9thと#11を押さえる形でも良いです。

ピアノなら左手と右手で押さえるものですけれど。パッドだと逆になります。

BPMが速い場合はこちらのほうが弾きやすいと思います。

C6のトップからD7の#11にトップノートが半音で動いているのも美しいですね。テンションノートを弾く場合は5度を普通は省略します。ぶつかっちゃいますからね。

b13(b6)や#11(b5)は5度と半音です。

まあ、でも採譜すると弾いてるものも実はあります。

パッド的には演奏の速度を上げるために省略でいいと思いますが、必要なら臆せず弾いて下さい…

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Dm7(9)

D7をセカンダリードミナントとしてG7に行きそうなところを、Cメジャーキーのダイアトニック・コードのDm7(9)を弾くという頭がいい感じの繋げ方ですね。

モテる匂いがします。真似したいですね・・・

トップノートがずっと半音で上昇しているのもポイントです。こういうのはホーンアレンジやストリングスのアレンジでも役立ちます。

右手で173のシェルを弾いて、左手でテンションノートと5度を弾いています。これもよくあるフォーム。5度を弾いてるのはトップノートの連続性を示したいから。

原則は5度省略ですけど、曲に必要なら弾きましょうということですね。

これはトップのメロディを尊重した形ですね。

生きてる間に書けたらいいですけど、メロディをハモるのはパッドは超簡単なんですよ。実は。

そういう時に重要になる原則はメロディを尊重することです。

ほら、どうしても伴奏者としてはかっこいいコードでリハモしたくなることはありますよね。

でもね。曲を考えた時にメロディを聞かせようとした時にそれが必要かということはよく考えたいですね。

まあ、私は若い頃にさんざんやらかしてるのであれなんですけど。

コードも繋げる時にトップのメロディを綺麗に聞かせるためにどうやってボイスリーディングすればいいかは意識できるといいですね。

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173ボイシングに13、9とテンションを載せた形ですね。ボイスリーディング考えてできるだけ移動を少なくしています。スムーズなサウンドですね。

左手で173ボイシング、右手でテンションとしてもいいのですが、クロスの原則を考えるとこちらの方が楽です。

え、クロスの原則ってなんだっけという方は第3回でしつこく書いてあるので読み返して下さい。

3度からの4度堆積は3,6,9と覚えておくとはかどります。Quartal harmonyでこのあたりは詳細にやります。

いまのR&Bやジャズだとこのあたりはもう基本的なイディオムなんで…

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かっこいいコードの代表例のようなコード。9thをオクターブ下げるフォームもよく用いられる。

C6.9

先ほどと同じ構成音です。

これも右手が4度堆積になってます。

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でも右手が若干違うのがわかるだろうか。次のコードに繋ぎやすくするために右手で3音抑えている。慣れると意識せずともフォームの選択はできるようになります。無意識下で最適なフォームを選択できるようにするには反復して弾くことです。まあ、パッドは視覚的にわかれば、ちょっとくらい弾きにくくでもギターや鍵盤に比べると弾けたりはするんですけど。

A7(b9,b13)

173ボイシングにb13,b9のテンションを載せた形。 369が4度の関係と覚えておくと半音下げたときも対応しやすい ですね。

前後の流れで右手と左手が入れ替わることはパッドでは普通。

だから視覚的にしっかり覚えることは本当に大事なんです。

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先程のドミナント7th(9,13 )のフォームを覚えていれば難しくない。173のシェルを右手で弾いて、b9,b13を弾くのが普通だが、BPMが速い場合は私ならこう弾きます。視覚的に覚えていたら、手や指が押さえるのが変わっても難しくないです。

Dm7(9)

先ほどとコードネームは同じですけど、フォームが違うことがわかりますか?

上の3音がマイナートライアドの第一転回形ですね。
A7(b9,b13)もそうでした。半音綺麗に下がっていますね。

ボイスリーディングを考えてこうしました。

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コードも3和音+2音ととらえたり、2音+トライアドと捉えると見え方が変わる。R+m3だと上にAmが乗っていることがわかるだろうか。こういう見え方できるようになるとパッドは即興で弾けるようになります。

G7(9,13)

先ほどのG7(9,13)と同じフォームですね。Dm7(9)の上2音とm3は同じです。b7のF音が半音下がった。ボイスリーディングを考えたフォームですね。

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え、こんなの考えられない…絶望や…と思う皆さん。大丈夫です。

多くのテキストや学校だと理屈を教えて、いきなりボイシングを考えさせようとするところが多いんじゃないでしょうか。

これはね。良くないと思います…

こういうのは言語なので、フレーズを聴いたり、覚えたりしていないのにいきなり文法だけやってもまともに喋ることも書くことも読むことも聞くことも出来ない。

文法があっていても非文を大量に作り出すようなものです。文法はあってるけどメチャクチャな喋り方されたら違和感しかないですよね。そういうものなんです。

言語と同じく、聞く、真似をするというプロセスが迂遠に見えて一番早い。そうして個性は自然と作られると考えています。コピーをしましょう。

聴いたことがないものは弾くことは出来ないです。だから、こういうもので覚えていけばいいです。譜面をやりたいのは、コピーが難しいだろう人ほど受ける恩恵が莫大だからですね。

そして、まず、たくさん弾いてもらってるのは、コードと構成音がわかっていれば、譜面さっと読めなくてもそういう情報から補完できるからです。

譜面にあるものを繰り返したら、覚えますよ。響きを。

そして正確に聞き取ることが出来たら、極限すればあとはフィジカルの問題なので、誰でも弾けるようになります。

フィジカルの問題はほとんどの場合反復練習でクリアできますから。いや、本当に。

いきなり上手くなる必要なんかないです。上達を楽しみましょうね。

ただ、初めは、練習したものでもいきなり聞き取ることは出来ないと思います。でも、だんだんできるようになります。大丈夫です。

特に3回からは、コードを特定の形に分解して弾くことを覚えましたね。ああいう練習をしていくうちに認識できるようになります。

初めはぼんやりしていた景色が部分的にはっきり見えるようになるような感じですかね。

全部いきなりわからなくてOK。会話だって全部の内容を聞き取れたり、完璧に理解しているなんて事はないじゃないですか。

音楽理論、特にコードなんかは人類の好みの傾向を言語化しているようなものなので、やっておくとアタリはつけやすくなる。

「あ、そうかここ、低音は分かるけど、他はわからないなあ。次のコードは分かるから、半音上がってるからディミニッシュなら行けるんじゃない…」

そういうことが出来るようになるんですね。

ハードコアパッドスタイルではとにかくいろんな音楽で出てくる形をやることや弾くことでご自身の音楽を作ったり演奏することが出来たらなと思ってます。

弾いていくうちにご自身の中にこれはマスターした。分かるというところがどんどん増えていきますよ。

考えるより弾くことが大事な段階もあるんですよ。

時間がないときは今までやってきたところを反復するだけでも、その部分の精度は上がります。

楽しんで続けましょうね。

余談が過ぎました。

これは比較的にD7(9,#11)の響きがわかりやすいんじゃないでしょうか。

頭でOscar Petersonはメジャー7で弾いたり、二回り目のセクションAで4度堆積コードでハモったりもうそれは色々凄いんで、是非楽しんで聞いて下さい…

今後の予定とお願い

4月にサブスクをはじめますけれど、サブスクに加入してくださった方には、お伝えしていたように三井田くんやMeguさんのレッスン分が見られるようにします。

それと、ちょっとしたフレーズとかね、解説した動画とプロジェクトファイルを作る予定です。

記事だと大変だけど、動画の解説なら時間はそれほど取られずに出来ますし。

できるだけ、プロジェクトファイルを付けていくことにします。

よく考えたら、別にフリーズしておけばAbletonユーザーならintroだろうがなんだろうが使えますもんね。そういう形でやります。

あとは、Abletonのプレイヤー向きの知識だったり、そういうのは別でサブスクでもやってもいいのかなと思ってます。

Abletonの電子書籍で書いてるもののプロジェクトファイルなんかは全部見られるプラン。

いやあ、今回資料とマスターリズムのアプリ、アニメーションgifのアプリをを買ったら大赤字も大赤字。

なんとか年初からハードコアパッドスタイルで黒字体質に転換出来るのではと思っていたのですが、今年に入ってからの利益を全部吹っ飛ばす事になりました。

流石に今のままだと持続は無理なので考えないといけないですね。

ハハハ…

まあ、でも見にくいのは避けたいですし、いずれ購入せざるを得なかったものですし、資料は今買っておかないと、もう今後手に入れるのが難しかったものですからね。

今後のネタには当面事欠かないはずなので。

次回は251やってもいいかなと思ってます。そこでテンションとアボイドの知識なんかはまとめてもいいですし。

お願い

あとは、ハードコアお願いなんですけれど、出来れば練習を動画にあげてXなどにアップして頂けませんか。

やって頂けると滂沱の涙です…

パッドフレンズのgoryugoさんと動画上げると上達が早いよねという話になって、#ハードコアパッドスタイルというタグで動画をアップしていただいています。

1ヶ月の進歩ご覧頂くとびっくりされると思いますよ。

1ヶ月後

goryugoさんの運営されているナレッジスタックは私のブログが好きな方なら相当刺さると思うんですけれど、ここでおっしゃられていること本当にそうだなと。

練習したら必ずうまくなるんですよ。その閾値を下げたい。

初めは、動画で、プレイの添削なんかは生楽器のレッスンのようにお金頂いてやることも考えていたんですけど、それよりまず64パッドで楽しく音楽出来るよと言うのを発信したほうがいいなと。

フォームについて不安がある方は、タグを付けてポストしていただければ、こうしたら楽に弾けるという情報をシェアします。

リツイートもします。

練習のモチベーションにもなると思いますし。他の方のプレイを見ると、参考になるところはたくさんあります。

そしてそれは我々、64パッドプレイヤーの技術向上になるはずです。

現在のレベルなんかどうでもいいです。そんなことでなんかいう奴は私が許しませんよ。少しでも上手くなるための環境を皆さんの力を貸していただいて作りたいです。

フォームを修正できたらかなり短期間で上達出来るのはgoryugoさんご覧いただければ分かりますよね。今ならまだ私もコメント出来る余力があるので、良かったら。是非。

生徒の三井田くんも上げてくれてます。

三井田くんはサックス奏者なので、パッドはあくまでサブ楽器なんですけど、パッドで伴奏できると広がるはずですので…

お知らせ

サブスク始めました。サブスクにしかないコンテンツがどんどん増えていきます。ハードコア派の中のハードコア派、スーパーハードコア派が集まる虎の穴的なものを目指しています。

ハードコア・パッドスタイルでやる前に先行公開するコンテンツもありますので、興味がある方はぜひ。

もし「ちょっと応援してみようかな……」と思っていただけたら、OFUSEからご支援いただけると、とても励みになります。

いただいた応援は、サーバー代や制作に必要な資料代などに使わせていただいています。
いつも大変助かっています……本当にありがとうございます。

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