2025/04/01 Meguさんレッスン パッシングディミニッシュと応用|うりなみ
今回はハードコアパッドスタイル第6回と関わるところですね。復習です。
ドミナント7thのルートを半音上げたら、dim7になるということは覚えておくと楽になりますね。
ディミニッシュコードの構造と機能の復習
ディミニッシュ7thコードは等間隔(短3度)で構成され、4つの異名同音のコード(例:Cdim7, E♭dim7, G♭dim7, Adim7)は同じ構造を持つ。セブンス音は「減7度」だが、実際には6度として捉えると理解しやすい。譜面などでは6度で書くのが一般的です。パッシング・ディミニッシュの基本的な使い方
全音の間に半音進行でディミニッシュコードを挟むことで、ベースラインを滑らかにつなぐ技法。C → C♯dim7 → Dm7 のような進行や、ブルース、ソウル、ゴスペル、ジャズでよく用いられる4度→♯4度dim→5度(1度を転回形煮にするのも多い)といったベースの動きが多用されます。特にベースをクロマチックで繋げることを意識するとコピーもやりやすくなるはずです。演奏時のフォームと運指の工夫
基本形(シェルボイシング)にこだわらず、実用的な173ボイシングや手首の動きに無理のない形を選ぶ。右手と左手の役割分担や移動量を減らすポジションの選択が重要。とにかく忙しいので即興でパッシングディミニッシュを入れようとする場合、事前にかなり練習する必要がありますね。ボイスリーディングの美しさと即興性
特にジャズ・ゴスペルでは、ディミニッシュを用いることで上下の音の動き(コントラリーモーション)が美しく、自然なフレーズが作れる。音が半音単位で滑らかにつながることが即興性と美しさを生む鍵になる。応用的な展開と練習方法
ディミニッシュの手法はいろいろあります。そのあたりも。特に「1拍単位でディミニッシュを挟む」場合は非常に忙しいため、クリックなしでの繰り返し練習してからクリックを使いましょう。視覚的・身体的に慣れることが先決です。自分が間違えてしまうBPMでやってはいけません。自分が余裕を持ってコントロール出来るBPMを反復すれば、必ず速度は上げていけますので。
参考音源はこちら。
ディミニッシュの名手となると上げずにはいられないのはCharlie Christianですね。
イントロ終わってブレイクがあってから、Charlie Christianのソロが始まっててリズム隊が入ってくるところから、C6 C#dim7 G9 G9 C6 C#dim7 G7(13)G7(13)と進行しているところを、ディミニッシュとして意識して聞いてみたら、ああ、確かにとなるのではないでしょうか。
これ、ちょっと機能的には面白いんです。
C#dimって別に全音上に行ってるわけではない。なんのディミニッシュだろうと思うでしょう。パッシングディミニッシュって基本的に全音上のコードにつなぐんでしたね。
でも、これもパッシング・ディミニッシュの一種なんです。
「ハードコアパッドスタイル第6回でそう説明したのに騙したな…許さないぞ!」と思っているあなた。あわてんぼうさん過ぎますよ…
これはちょっと応用になるんですけど、実はまあまあある進行なんですね。ジャズやゴスペルではね。ブルースではあんまりないかも。ニューオリンズの人はやりそうですけどね。

C#dim7

G7の第2転回形
ね。最低音に半音でアプローチしてます。
ブルースやゴスペルで転回形のベースラインをスムーズにつなぐパターンやったでしょう。
あれと近い。ブルースやゴスペル的なところから来てるかもしれないですね。
ちゃんと調べたことないですけど…多分そうだろうと思っています。
これはアプローチ・コードとして働くわけです。コード半音で動かすといい感じになるというはここまでハードコアパッドスタイルをされたみなさんならご存知かと。
C#dim7の構成音3つが半音で動いて繋がっています。
転回形だからちょっとイメージしにくいかもしれませんけど、非常にスムーズですよね。
そして、C#dim7というのは、ベースにAを置くとA7(b9)になります。
本来なら、セカンダリー・ドミナントのA7ならDmに解決しそうなものですよね。で、そこからG7に行くのならわかると。
そう考えたあなたはちゃんと覚えていますね…素晴らしいです…
なんですけど、Dm-G7ってのは4度進行で強い動き。よくある動きってことは飛ばしてもいいでしょってなるわけですね。
「ええっ…」ってなるかもしれないんですけど、ジャズではまあ、あるよねと言う進行なんです。
ちょっと原則からは外れるんですけど、こういうパッシングコードもあるということですね。
この手のタイプは慣れたら聞き取れる様になります。でも、知らないと難しい。
ハードコアパッドスタイルで応用編に入ったら取り上げようと思っていんですけど、いい機会ですので書いておきます。
ハーモニーの世界も面白いですね!

