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Chordcat日記 4日目 ボイシングと独特な表記|うりなみ

Chordcat、いよいよ7/17日に一般でも発売ですね。この記事をご覧になっている方も楽しんでいらっしゃるかたも多いんではないでしょうか。

今回の記事は、Chordcatはなかなか良いボイシングも多いから、いろいろ活用したらどうでしょう?という内容です。

Chordcatのコンセプトからしたら、「直感的に作る」事ですので、この記事は本来の趣旨から外れるかもしれない。

でもね、正直ボイシングがかなり面白いから、もったいないんですよね。使い道、色々あると使っていくうちに感じました。 

コード譜を見ながら打ち込んでみると言うような用途は想定されてないと思うんですけど、そういう使い方は個人的にはありだと感じています。

そして、Chordcruiserで提案されないタイプのコードも覚えてしまうと、打ち込みも爆速で出来るようになるはずです。

Chordcatを使われる方「鍵盤はちょっと…」と言う方が多いと思いますので、パッドでボイシングなんかもいくつか紹介しておきます。

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ドミナント7系として使えるコード

Project Pop Houseのデモのステップボタン2にアサインされているコードはこう表記されています。

7(#9,b13)として使えるもの

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G#m7(b5)/E

一般的な表記にするとすると E7(#9,b13)あるいはジャズ系だとE7alt などと表記されることが多いと思います。

打ち込みしたい時、あ、このスラッシュ以下の音の7系のコードだと理解しておくと、打ち込みにも活用出来ると思います。

良く出来てるなと思うのが、オープンボイシングで作ってあるんですね。トップの#9と3度をぶつけたりするのもネオ・ソウルなんかではよくやるんですけど楽器が多いとぶつかったりします。

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#9の全音下がb9,テンションでも良く使われる組み合わせておくと便利です。 #9,b7をオクターブ下げてぶつけるのもネオ・ソウルなどではやるので、Chordcatを使って打ち込みするなら覚えておいても良いですね。

で、鍵盤弾ける人だと、え、ハーフディミニッシュ表記だけど短3度ないやんと思うかもしれないですけど、実は3度を省略しても機能するんです。こういうの、多分沢山コピーしないとわからないんじゃないかと思います。

こういうボイシングが入ってるのは素晴らしいと思います。蛇足かもしれないけれど、紹介しておきたかった。

#9からb9みたいな動きはR &B、ジャズ系では良く使われる慣用的な動きなので覚えておくと良いかもしれませんね。

あと、全然理屈はわからんのやと言う人は、むちゃくちゃざっくり言うと、7系はいろんなテンションが入っててもまあ、使えるくらいに思っておくとはかどるのではないでしょうか。

3番目にアサインされているコードもまたドミナント7系として使えます。

パッドで解説してあります。chordcatとボイシングは違いますが、コードネームとしては同じですね。よりジャズっぽい、ネオ・ソウルっぽく感じるかもしれませんね。

7(9,13)として使えるもの

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G#m7b5/A#

一般的な表記にすると、Bb7(9,13)となりますね。

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テンション9、13を半音で動かすのもコードワークしては常套句。b9.b13と動かすのも覚えておいても楽しめるかもしれません。ステップボタンの7、8がその典型的な流れです。

打ち込みしたい時はA#、つまりルートからと考えるとドミナント7thコードとして使えます。

勘がいい人や耳がいい人だと、「あれ、これベースが変わってるだけで上が同じでは…」とわかるんじゃないでしょうか。そうです。同じなんです。

興味がある方はこちらの記事の、G7=Db7だから、ベースを減5度にしてもなりたつというところをご覧頂くとわかるかと。

単純化すると、 ベースを半音6つ動かしてもドミナント7コードとして機能すると言うこと ですね。鍵盤だと基本形を理解した上で、オープンボイシングを知らないと弾けないわけですけど、Chordcatならいきなり弾けます。

パッドだと、更に自分でボイシングも変更出来ますし、いいですよ…

とゴリ押ししておきます。

7(b9,b13)として使えるもの

ステップボタン8

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C#m6/C

一般的な表記だとC7(b9,b13)となります。

C#m6とありますが、これはBbm7b5と同じです。転回形ですね。

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b9,b13などがドミナント7系統で使われる場合、マイナースケール由来なのでマイナーに解決することが多いのは覚えておくと広がるかもしれない。期待を裏切ってメジャーに解決するのもありですが。

ドミナント系コードが動きやすいパターン

Chordcatの本来のコンセプトからは違いますが、調性音楽的にしたい場合は、ドミナント7系コードは4度上(半音6つ上)か半音下のコードにつながりやすいことを知っておいても良いかもしれないですね。

Chordcruiserが提案するもので、頭の中になっているものと何かがが違う…そういった場合はこうい動き方があると知っているだけでも楽になると思います。

#9,b13などのテンションが使われているコードの場合はドミナントモーションする可能性が高いなんてことも知っておくと便利かもしれませんね。

強烈な転調をしたい場合なんかは、9,13などのインサイドテンションがあるものからいくことが一般的ですね。

4度堆積として使うコード

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Esus6/F#

え、何と言う方もいらっしゃると思うんですけど、普通のコード表記としては一般的に表す方法がないコードです。こういうコードが入ってるのは明確に調性音楽を指向してないChordcatの個性が現れていますね。

書くならこうかな、F#m7(11)omit5

そもそも4度堆積って何となる方もいらっしゃいますよね。

普通の調性音楽では3度ずつコードは積み重ねるのが普通なんですけど、そういう普通の響きを嫌って4度ずつ積み重ねた和音のことです。

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パッドなら4度で積んであるのがわかるだろうか。

モーダルなジャズやる時には良く使われます。

まとめ

なかなか面白いボイシングがあることがわかったのではないでしょうか。次回はScaler3とChordcatの違いを見ていきたいと思います。

同じコード支援ですが、個性は全く異なります。

次回で最終回にするか、AbletonのExpressive Chordsなんかを使うと、DAWでいろいろ遊べるので、そのあたりを説明するかですね。

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興味がある方は、こちらの記事もご覧頂くと、マイナーコードの理解が高まるかもしれません。